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『ぼくの滅びゆく世界の観察日記』  作者: 比古狭霧


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14/18

八月三日

絵:図書館。

入口のガラスの向こうの景色が、昨日より少し白く見えました。

ガラスに青い色を重ねても、同じところだけ白いままでした。

本棚の影は細くて、床の白いところにまざっていました。

影の端がゆれているように見えました。


天気:晴れ

気温:あつい日でした。


内容:図書館に行きました。

本の表紙の色が少しうすくて、赤い本はほとんどピンクに見えました。

ページをめくる音が小さくて、紙が軽くなったように感じました。

人が歩く音も昨日より静かでした。

帰るとき、表紙の色は同じうすさのままでした。

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