実家追放系ぬらりひょんは現代ダンジョンで百鬼夜行を夢見る

兄に家督を譲る過程で障害になると困るから、という理由で実家から追放されてしまったいたって普通のぬらりひょん、江良畏醸（１６）。
中途半端にしか術を習っておらず、ずっと大人に擬態していることも難しいという最悪な状況の中、彼は希望を見つける。それこそが、ダンジョン探索者。どうにか親の同意がない状態でも登録に成功すると、そこからはぬらりひょんとしての才能が開花していく。

探索者としては『テイマー』の職業に就き、モンスターを従えて順調に探索者としての実力を向上。さらに人間や、更には妖怪を狩るはずの滅魔士などの人間も仲間にしながら自分だけの「俺が考えた最強の百鬼夜行」を作っていくことになるのだった。
ダンジョンを攻略し仲間を増やし、名を上げて自分の百鬼夜行を最強にする。そのために彼は今日もまたダンジョンへと潜っていくのであった。

しかし、いつまでもダンジョンで暴れるだけではいさせてもらえない。実家の家督争いに関わることになり、凶悪な妖怪退治にも参加させることになり。
畏醸が自身の思う最高の百鬼夜行を作り上げる日は、一体いつになるのだろうか。

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