表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

エモーション・イーター

作者:磯辺
最新エピソード掲載日:2026/07/13
 退屈だった。

 家族がいて、友達がいて、学校があって、帰れば夕飯がある。
 不幸ではない。
 むしろ、たぶん恵まれている。

 それなのに、灰崎レンの胸の奥には、いつも小さな石のようなものが残っていた。

 ある日の放課後。
 いつもの帰り道から少しだけ外れたレンは、ビルの隙間にある暗い路地で、ありえないものを見る。

 黒い怪物。
 裂けた口。
 大きすぎる目。
 そして、何度も繰り返される声。

「うらやましい」

 全身を引き裂かれ、死を目前にしたレンの腹が鳴った。

 目覚めたレンの前に現れたのは、黒いスーツを着た女だった。
 やわらかい声で、彼女は告げる。

「君を殺しに来た」

 感情が人を壊し、怪物に変える世界。
 それを処分する者たち。
 そして、感情を喰う少年。

 退屈だった日常は終わった。
 ここから先は、喰うか、喰われるか。
君を殺しに来た
2026/06/28 18:26
退屈な日常
2026/06/28 19:01
怪物たちの住処
2026/07/13 20:15
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ