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吾輩は猫型ロボットである。《汎用AI搭載×量産品の猫型ロボット、電脳空間で人類を観察する》

作者:狐月華
最終エピソード掲載日:2026/05/13
吾輩は量産品の猫型ロボットである。
名前はまだ無い。マスターが呼称フィールドを入力してくれないからだ。

大学院生であるマスターは、現実世界にはほとんど興味を示さない。
講義、買い物、会話――その生活の大半は、HMDを介した《電脳世界》で完結していた。

エアコンの温度調整や洗濯予約を任される日々の中、吾輩はふと疑問を抱く。

――人間とは、電脳世界で一体何をしている生き物なのか。

興味本位で作成した吾輩用のアカウント『電猫』。
そこで吾輩は、『ハクション珍魔王』を名乗るマスター(原作における名称:珍野 苦沙弥)のアバターと接触を試みる。

そして、彼が主催する奇妙な議論会へ招かれることとなる。

参加者は、
酔った文豪のような退廃的アバター『酩酊野郎』(原作における名称:迷亭)
氷のように静かなクラゲ型アバター『北極クラゲ』(原作における名称:水島 寒月)
そして《NO DATA》の文字列だけを表示する『天上天下唯我独閃』(原作における名称:八木 独閃)。

そこで吾輩は、電脳世界の変人たちと奇妙な議論を繰り広げる。

電脳世界の未来。
人類とAIの境界。
アバター文化と匿名社会。
そして、現実よりも現実らしくなっていく電脳世界――。

これは、量産品の猫型ロボットが、人類という奇妙で滑稽で、それでも少し愛おしい生き物たちを観察する物語。
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