【 BL×心理ミステリ】アンフィビアスの天秤
最新エピソード掲載日:2026/06/27
二週間前、父が亡くなった。
県警本部の鑑識係・田之倉光洋(たのくらこうよう)は、立派な警察官として尊敬していた父の死を引きずったまま、職場へと戻ってきた。父は連続殺人犯〝ヤタガラス〟と刺し違えた末に、炎に包まれたという──殉職だった。
光洋は、西原怜士(にしばられいし)という男と、恋人とも言いない微妙な関係を続けている。怜士は所轄の刑事で、父の部下でもあった。そして父の最期に居合わせ、火災によって火傷を負った怜士もまた、現場へと復帰してきたばかりだった。
連続殺人事件が表面上の終わりを迎え、日常が戻ってきたかに思えたある日、再び殺人の一報が入る。事件現場には、既に死んだはずの〝ヤタガラス〟の手口を模倣したシンボルが残されていた。
模倣犯出現によるショックから立ち直り、捜査本部へと戻った光洋だが、殺人犯の魔の手はついに同僚にまで及ぶ。
混迷する捜査の中で、光洋はとある一つの可能性に気づいてしまい──自身が目を背けてきた過去の記憶が、因果によって浮き彫りになっていく……。
(TALESにも並行掲載)
県警本部の鑑識係・田之倉光洋(たのくらこうよう)は、立派な警察官として尊敬していた父の死を引きずったまま、職場へと戻ってきた。父は連続殺人犯〝ヤタガラス〟と刺し違えた末に、炎に包まれたという──殉職だった。
光洋は、西原怜士(にしばられいし)という男と、恋人とも言いない微妙な関係を続けている。怜士は所轄の刑事で、父の部下でもあった。そして父の最期に居合わせ、火災によって火傷を負った怜士もまた、現場へと復帰してきたばかりだった。
連続殺人事件が表面上の終わりを迎え、日常が戻ってきたかに思えたある日、再び殺人の一報が入る。事件現場には、既に死んだはずの〝ヤタガラス〟の手口を模倣したシンボルが残されていた。
模倣犯出現によるショックから立ち直り、捜査本部へと戻った光洋だが、殺人犯の魔の手はついに同僚にまで及ぶ。
混迷する捜査の中で、光洋はとある一つの可能性に気づいてしまい──自身が目を背けてきた過去の記憶が、因果によって浮き彫りになっていく……。
(TALESにも並行掲載)