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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

君を守るたびに、世界が間違っていく

最新エピソード掲載日:2026/04/22
勇者に選ばれたその日、
俺は“何かが足りない”ことに気づいた。

王都ルクス
剣と祈りで成り立つその国で、俺は勇者として選ばれる。

奇妙な違和感が残り続ける。
誰かがいたはずの記憶が曖昧になる。
存在していたはずの“何か”だけが、世界から削り取られている。

そして俺のそばにいる時だけ、聖女リゼリアは“人間らしく”なっていく。

――君といると、私は少しだけ“ある”気がします。

だが同時に、彼女は言った。

――怖いです。あなたの近くにいると。

俺の剣は届かないはずの距離に届き、
選ばれなかったはずの結果を“成立させてしまう”。

それは魔法ではない。
祈りに近い、歪んだ奇跡だった。

守るたびに、何かが削れていく。
選ぶたびに、世界が静かに歪んでいく。

これは、
一人を守るために、世界そのものを間違えていく物語。
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