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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

Burning Blue

作者:平 聖一郎
 人間が宇宙に飛び出してから、かなりの年月が流れている。
 だが、人類は地上に張りついていた時代から少しも進化していなかった。元来、好戦的な人類は、宇宙空間に戦争を持ち込んだ。
 三十年に渡る経済の限界を超えた統合戦争は、全ての国を徹底的に疲弊させた。その統合戦争終結から、三年。
 統合戦争末期に崩壊したメルイア星系軍に所属していたレッドは、自由貿易業者に身をやつして辺境でくすぶっていた。

 そんな折に、レッドと相棒のウォルフは、アーカスシティのダウンタウンでトラブルに巻き込まれていたセーラを助けた。セーラは、レッドたちの上官だったロッド・シェラザート提督の娘だった。
 セーラは、三年前に消息を絶ったはずのロッドからの手紙を、レッドたちの船長リンに届けるためにアーカスシティに来たところを何者かに狙われていた。

 ロッドからの手紙には、プラチナ製の小さな十字架の首飾りと、戦後のどさくさに廃棄したはずのレッドの認識票が入っていた。

 セーラを狙うのは、メルイアの"牙"と名乗るメルイア崩壊に導いた集団だった。メルイアの情報局にいたキーラーがなりふり構わずセーラを追う中、メルイアの遺産の将来を託されたレッドたちは、その謎と提督の行方を探す為に、高速輸送船デルタクリッパーで、母星が消滅したメルイアに旅立った。

 そこで、レッドたちはメルイアの遺産と言うべきプロジェクトBLUEを見つける。
 そして、それはレッドがひた隠しにしていた自分のおぞましい過去と向き合うことだった。
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