魔王様は転生して追放される。追放後すべてを蹴散らし無双ざまぁするが、今更戻ってきて欲しいといわれても、もう俺の昔の隷属たちは離してくれない。

「ザウス、お前を我らが冒険者パーティー、【黄金の翼】より追放する！」

元魔王のザウスは、リーダーで金の亡者のラルフによって理不尽に追放を宣告される。

表向きの追放理由はパーティーへの貢献不足。
だがそれは言いがかりで、真の理由はザウスに払う報酬惜しさからの追放だった。

そんな中、魔王隷属が一人、褐色の美女ラミアがザウスの世話をする為、彼の元を訪れる。
ザウスを慕うのはラミアだけではない。解散したはずの魔王軍は、ザウスを慕い愛する隷属たちによって、200年もの永きに渡って維持されていたのだった。

存在自体がチートと言えるほどの強さを誇る最強のザウス。
彼は魔王誕生の秘密を探りながら、立ちはだかるものたちをその圧倒的な実力によって蹂躙していく。

また望むと望まざるとにかかわらず、彼の周りには彼を慕い愛するものたちによって、ハーレムが形成されていく。

そしてザウスは、金の亡者のラルフをはじめ、次々と現れる悪人たちに爽快な無双ざまぁをしていくのであった。