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万象調律師ロストの誤算 ~ただのガラクタ屋ですが?

作者:霧島 夕
最新エピソード掲載日:2026/10/21
「頼むから、ただ寝かせてくれ……!」
王都の片隅でしがない修理屋を営む青年、ロスト(24歳)。
戦闘力ゼロ、魔力は一般人以下。夢は「不労所得を得て一日中二度寝して暮らすこと」。
ある日、王都を滅ぼしかねない神話級の巨大ゴーレムが襲来した。
工房の屋根が潰れるのを嫌がったロストは、「あいつ右膝の油が切れてるから、油ぶっかけて谷底に落としといて」と、適当に拾った仲間たちに廃油を押し付けて二度寝をキメる。
しかし、かつてロストが「適当に修理・手当てした」仲間たちは、とんでもない規格外の怪物揃いだった――。
「マスターの神意を執行。『因果希釈液』をもって理を正します」(※ただの廃油です)
「ロストさん直伝、概念切断ッ!」(※刃物油を拭き取り忘れただけです)
結果、神話の巨兵は一滴の油と地形利用だけで無傷で完封。
目を覚ましたロストを待っていたのは、白金貨三百枚と『王国最高顧問』への就任状だった!?
「なんで!? 俺は油差して窓閉めただけなのに!!」
本人はただのガラクタ修理屋。なのに周囲の国家・英雄・魔王軍が勝手に深読みし、失われた神代の技術を操る【万象調律師】として祭り上げられていく――!
勘違いと丸投げから始まる、痛快・無自覚英雄ファンタジー!
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