表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「前世の私が、夫を奪っていく——それでもあなただけを愛していたと、気づくのが遅すぎた」

作者:つくもメダカ
最終エピソード掲載日:2026/05/21

目が覚めたら、知らない身体にいた。

記憶は全部ある。夫との出会いも、ぎこちない新婚生活も、彼が初めて笑いかけてくれた夜のことも——全部、ある。なのに鏡に映るのは、知らない顔だ。

窓の外を見て、息が止まった。

自分の顔をした女が、自分の夫の隣で、笑っていた。

「前世の魂」が元の身体に居座り、エリーゼの人生をそのまま奪っていく。しかもその女は、エリーゼの記憶を全て持っている。夫の好きなもの、苦手なもの、心の傷——何もかもを知った上で、完璧にエリーゼを演じていた。

地味な使用人として城に潜り込んだエリーゼに残された時間は、七日間。

「満月までに夫に愛されなければ、お前の魂は消える」

顔も声も違う身体で、記憶も過去も持つ強敵を相手に、エリーゼにできることは一つだけだった。

——今日の彼を、ただ見ること。

果たして夫は、記憶の中の妻と、今目の前にいる魂と、どちらを選ぶのか。

「俺の昨日を知っているのはお前かもしれない。だが——今日の俺を見ていたのは、こいつだけだ」

自分が自分の恋敵になる、前代未聞の魂の争奪戦。切なさとカタルシスが交差する、異世界転生ラブストーリー

ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ