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真夜中は別の顔 『聖女と悪役令嬢を時間帯で使い分けてたら、どっちも恋してどっちも本気にされて、選ばなきゃいけない未来が来たようです』

作者:カトラス
目覚めたら、私は“神の声”を聞く聖女になっていた。
けれどそれは、昼の私の話。

夜になると、もう一人の人格──“悪役令嬢リシェル”が目を覚まし、闇の魔法と毒舌で貴族社会をざまぁして回っている。

つまり私は今、聖女と悪女の二重人格ヒロインとして異世界で暮らしているわけだ。

厄介なのは、昼と夜で“好みの男”まで違うこと。

◆昼の聖女ユリシアは、第一公爵家の跡取り・カイ・エルグランドに恋をした。
女好きで冷酷、いつも誰かを弄んでいるような危険な貴族。
最低の相手だと分かってる……なのに、心はどうしようもなく惹かれてしまう。

◆夜の悪役令嬢リシェルは、第二王子・ユリウス・セレスタを好きになった。
誠実で不器用、理想を語る真面目な王子様。
彼だけは、誰も信じない私の“心”をまっすぐに見てくれる。

でも問題は――
この世界では、一人の女が二人の男と恋に落ちることはできないということ。

王国の未来を託される聖女として、
裏社会を陰で支配する悪役令嬢として、
それぞれの恋と使命、そして“自分自身”との戦いに私は巻き込まれていく。

二つの人格、二つの恋、二人の運命。
誰かを選べば、誰かを傷つける。
誰かを守れば、誰かが崩れる。

これは“昼と夜”を生き分けていた私が、
やがて“ひとりの自分”として、
“たった一人の愛”を選びとるまでの物語。

恋して、泣いて、ざまぁして──
その先に待っていた“本当の私”と“未来”とは――!?

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