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断罪された悪役令嬢、辺境の地で【走る豪華ホテル】を作ります 〜不便な馬車旅が嫌だったので極上の魔導列車を作ったら、王都が勝手に困り始めました〜

作者:白崎ことは
最新エピソード掲載日:2026/05/13
不便な馬車旅にキレた悪役令嬢が、 「走る豪華ホテル」で永遠にダラダラする話。
「君との婚約は破棄する! 辺境へ追放だ!」
王太子の怒鳴り声が響いた瞬間、 私の心は歓喜に震えていた。
(これでやっと、毎朝五時の王妃教育から解放されて、ふかふかのベッドでゆっくり眠れますわ……!)
――しかし。
辺境へ向かう護送馬車は、最悪だった。 隙間風は寒いし、揺れは酷いし、座席は硬い。 当然、まともに眠れない。
「こんな過酷な移動、絶対に嫌ですわ!」
限界を迎えた私は、持ち前の魔導と錬金術をフル稼働。 一晩で、
「絶対に揺れない」 「ふかふかのベッド付き」 「温かい紅茶と焼きたてパンが出る」
究極の魔導列車―― 【走る豪華ホテル】を作ってしまった。
しかも道中で集まったのは、
・私を甘やかすことに全力な過保護騎士
・「ちゃんと食べてください」が口癖の天才料理人
・新車両の話になると止まらない少年技師
などなど、 やたら居心地のいいクルーばかり。
吹雪の夜も、 魔物だらけの荒野も、 列車の中はいつでも暖かい。
静かな客室。 湯気の立つスープ。 揺れるランプ。 誰も怒鳴らない食堂車。
気づけばそこは、 追放されたはずの私にとって、 世界で一番「帰りたい場所」になっていた。
一方その頃。 私を追放した王都は、 安全で快適すぎる魔導列車に人も物流も奪われ、 勝手に困り始めていたらしい。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元婚約者?
知りませんわ。 私はただ、 誰にも邪魔されない【走る豪華ホテル】で、 今日ものんびり、快適な旅を続けるだけです。
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