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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

W×Ⅱorld gate ~ダブルワールドゲート~

作者:白鷺
最新エピソード掲載日:2026/05/13
この作品は魔界の少年 ロード・フォン・ディオスと人間界の少女 並木朔桜のW主人公。
“母を探す”という目的のため、協力関係となった二人は
異世界を巡り、多くの人と出会い、文化を知り
数々の困難に立ち向かう異世界冒険譚。

【18万PV、80万文字突破】
ブックマーク、感想、評価お待ちしてます!
―――――――――――――――――――――――――――――――
零話 ハジマリ

――――この世界は、神々の観察キット。

四つの世界は扉で分かたれ、それぞれの文化、生態系でその生を謳歌していた。
魔界、六国の一つ。雷国の黒極の地。
魔人と人間の混血にして絶大な力を持つ王族の末
ロード・フォン・ディオスもまた、その生の一つ。
高貴で身分の高い少年が、自国の城の宝物庫を吹き飛ばし、荒し、暴き
目に付く高価そうな財宝を懐に入れてゆくところからこの物語は始まる。
宝物庫の暗がりに隠すように置かれた質素で小さな木箱。
最奥にあったにもかかわらず、汚れもなく、埃も被っていない。
見た目とは裏腹に頑丈な作り。そして、隠匿の結界がいくつも張られていた。

「これか……」

いかにもな木箱を掴み、箱に魔力を流す。
ゆっくりはしていられない。騒ぎを聞きつけた兵の足音がすぐそばの廊下に響く。
中のモノが壊れないよう、慎重に手早く結界を破壊してゆく。
折り重なる結界はついに破れ、お目当てのモノとご対面。
小指に入るか否かほどの小さな銀色の指輪。
この城で一番の高価な品。何にも代えがたい特別なモノ。
ロードは指輪を手にして笑みを浮かべる。

「一体、何を考えておられるのですか! ロード様っ!
今ならまだ、処罰だけで済むはずです! さぁ! 王の元へ謝罪しに参りましょう!」

騒ぎを聞きつけて、続々と兵士が集まる。

「悪いな。もうこんなクソみたいな生活はうんざりなんだ、よっ!」

激しく迸る雷撃を放ち、強固な城壁を易々と破壊。
土煙に紛れ、彼は脱兎の如くその場から飛び出した。

「俺はこの魔界とおさらばする。
そして、なんとしてでも……探し出す!」

少年は固い決意を胸に走り出した。
それが長く、険しい
世界を巡る 物語の始まり。
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エピソード 401 ~ 404 を表示中
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