鬼の女
これは木崎家に伝わる鬼の言い伝えだ――平安時代、とある田舎の土地で茜は立派な家の娘として育った。ある日屋敷を襲われたことを境に彼女の人生は一変した。親を殺され彼女は復讐心を胸に隠し持っていた。しかし無力な自分ではそれは無理だろうと諦めていた。茜は盗みをして生きてきた。いつものように金を盗み茜は走る。道の角の先で身なりのいい子供とぶつかりその後盗みの標的にした男に茜は捕まる。彼女はたまたま通りかかった髭面の男にある条件をもとに助けられた。一段落したところで子供はどうしてこんな事をするのと聞いてくる。茜は苛立ちを隠せなかった。そして茜はその髭の男、響楽に連れられある屋敷へとやってきた。そこは〈刹鬼〉という殺し屋の集まる場所だった。
001 茜
2017/01/01 19:15
002 訪れた甘味処で
2017/01/02 17:19
003 復讐の始まり
2017/01/03 17:02
004 茜とネズミ
2017/01/04 18:06
005 茜の決意
2017/01/12 18:43
006 十年が過ぎ
2017/01/13 16:27
007 木崎納柴枝という者
2017/01/14 17:27
008 油断、不信
2017/01/15 17:00
009 追われる茜、木崎家へ
2017/01/16 16:45
010 復讐者との対戦
2017/01/17 16:53
011 鬼となる最後の時
2017/01/18 17:32
(改)