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「みて」「みてて」「みせて」に「あとでね」を言わない方がいい理由

子どもから言われる「見て」「見てて」「見せて」。三段活用みたいな言葉で、幼い子はよく言いやすいです。できるだけ「ちょっと待ってね」と返さない方がいい理由をまとめました。

 こんにちは、みほしです。見に来てくれて、ありがとうございます!おかえりなさい、お茶どうぞ。発達持ちの「見て」「見てて」「見せて」。特別多いって感じの言葉ではないかもしれませんが、できるだけ拾ってあげた方がいい言葉です。


 私が子どもの頃、「見て」や「見てて」は「あとで」と言われやすかったと思います。特に下のきょうだいが生まれて以降は、軒並みそれが増えた。こっちを見てほしかったから、「見て」と「見てて」を言ってた節も、恐らくあります。


 それから、私の場合は「自分もできる」「きょうだいに負けてない」「ほかの人と同じようにできる」っていう気持ちも込みで、「見て」と「見てて」を使ってました。


 こっちを見てほしい、認めてほしい。コミュニケーションの手段や、承認欲求なんかも、絡まってたように思います。こういうものが絡んでいる可能性があるので、「あとでね」となると、「見てくれなかった」って結論になりやすかったのかもしれません。


 それから「見せて」。これですね!

 子どもの頃よく言ってたし、なんなら今でもよく言います。発達持ち全員に言えることではないと思いますが、特性上視覚優位になりやすい傾向があります。教職現場でもそれは感じてたし、ゴリゴリ発達マンの私ももれなくこれ。


 耳で聞くと情報が混ざりますが、目で見れば一発ってことも私の場合は割とある。周囲の人に「わからない」と甘え切らないためにも、自分でできることを日々増やしていくためにも、「見せて」は結構な頻度で言います。


 特に気をつけたいのが、お子さんが言う「見て」「見てて」「見せて」。教職時代子どもたちと関わり、観察を繰り返す中で、「ちょっと待って」と「あとでね」は言わんほうがいいなって思いました。


 子どもに限らずだと思いますが、これは個人差が出ます。私は子ども寄りの感覚なので、基本は「今」見てほしい、見ててほしい。そのため、「あとで」となるとやる気を失くしやすいです。


 ・見て→今こちら確認いただきたい事案でございます

 ・見てて→今よりこれに取り組むため、不備がないか見届けて頂きたいです


「あとでね」になると、見てくれないならやらない(もしくは勝手に進める)、見ててくれないならもういいやってなりやすい。また、場合によっては当事者が困ってしまい、周囲を巻き込んでちょっとした問題を起こしてしまうこともあるかもしれません。


 というのも、"今"見てほしい、見ててほしいっていうのを後回しにしてしまうと、作業が止まってしまう恐れがあるのです。また、見てほしかったことを一旦置くことで、短期記憶が弱い場合は「見てほしかったこと」を忘れてしまう。私がこれです。


 後回しにした場合、困りごとを忘れ、動作確認してほしかった事柄そのものが頭から抜けてしまう。こうなると、本人だけでなく周囲も巻き込んでしまいます。何回もこれで痛い目を見てきました……。だから"今"見てほしい、見ててほしいのです。


 また、「見せて」も重要! これは"今あなたがやってることに興味を持ってますよ"のサインになってることが多いと、教職時代感じました。通常学級の子も、もちろん言います。通常級の子も、興味を持って「見せて」って言います。かわいいですね!


 では、発達特性のある子の「見せて」です。私の肌勘ですが、「ちょっと見せてってレベルじゃないことがまぁまぁな頻度であるな」と思ってました。


 例えばクラスで工作をするとき。通常級の子は、自分はこういうものを作っていることを前提として、参考程度にお友達の工作を「見せて」って言ってることが多かったように思います。「うちはこう。そっちどう? 見せて。んでよけりゃうちのも見てって」って感じ。


 なんらか特性がある子の場合、工作に着目すると、無から有を発生させる体力を使うイベントになります。そのため、参考にする土台がないと、なにをしていいかわからず「(どうしていいか全然わからんから)見せて」ときてることが結構ありました。


「なにやっていいかわからん、どう土台作ればいい? お手本を見せてほしい。こちらですか? 土台がないのでなにもできてない。ほんと困ってる。そのため見せてほしいと思ってるところです」


 って感じになってます。そのため、笑顔ではなく真顔になりがち。マジで困ってる。


 そば打ち今日初めての人が、隣のそば打ちできる人の工程を見て覚えようとしてるような感じに近いかもしれません。根本には【わからん】、心理は【危機感を持ってる状態】、手がかりを探すために【協力してほしい】。これに近いんじゃないかな。


 だから"今"っていうのが重要になってきます。できるだけ後回しにせず、本当に必要な情報だけをホイッと渡してあげれば、比較的スムーズに事が運ぶことは多いです。良好な関係を構築し、信頼関係に厚みを持たせるためにも、できるだけ今向き合ってあげるのがいいかと思います。


 今回は、この辺で。

 猛者の皆さんに、1つでも多くいいことがありますように。

 明日も朗らかに晴れますように。


 みほし ゆうせい


どうしても手が離せないときは、「ちょっと待ってね、これが終わったらすぐ見せて」「どれがわからんかなー」と声をかけ、見放していないことが伝わりやすいです。これだけちょっと待っとってと伝えてあげると、待つ見通しがつきやすい。「じゃあいいもん」と「忘れちゃった」を防ぎやすくなります。

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