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『毒見の女など用済みだ』と婚約破棄された私が公爵家を去った翌朝、王太子は毎日吐血するようになった

作者:藍田 算
最新エピソード掲載日:2026/07/22
オリヴィアは七年間、毎朝王太子アルヴィスの毒見役を務めてきた。だが婚約者の王太子は、寵愛する令嬢セリカに唆され「毒見の女など用済みだ」と彼女を切り捨てる。

誰も知らなかった——王太子が七年間生きていられたのは、宮廷に潜む暗殺者が盛る遅効性の毒にオリヴィアだけが気づき、毒見と称して器をすり替え、身代わりに毒を飲み干していたからだと。耐性をつけるため、彼女は毎晩自分に微量の毒を盛り続けてきた。

オリヴィアが公爵家を去った翌朝から、王太子は原因不明の吐血を始める。薬師の家系に生まれた彼女を拾ったのは、隣国の若き宰相ユリウス。

沈黙のうちに献身を重ねた令嬢の、七年越しの静かな逆転が始まる。
用済み
2026/07/20 18:00
誰も知らない朝
2026/07/21 18:00
薬師の娘
2026/07/22 18:00
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