死霊の澱む家(夏のホラー2026)
最終エピソード掲載日:2026/07/08
父・孝之の突然死をきっかけに、長男・淳は母とともに実家へ戻る。アルコール依存と奇行により家族が離れて暮らしていた家で、父は冷たく硬直した遺体となって発見された。検死の結果、死因は心筋梗塞。しかし、遺体が運び出された夜から、誰もいないはずのトイレから水滴の音が響き、内側から鍵がかかった扉など不可解な現象が次々と起こり始める。やがて納骨に立ち会った友人までもが、何者かに掴まれたような黒い手形を足首に残していたことを告白する。家族を苦しめ続けた父は、本当に成仏したのか。それとも、この家には死をきっかけに目覚めた別の「何か」が潜んでいたのか――。