断罪された令嬢は、架空の人物です。貴女は一体誰ですか?〜侯爵令嬢の不在証明〜
「侯爵令嬢ラヴィナ・ファーユ。犯人は貴女以外にいない」
そうして、聖女殺害・王女暴行の罪によってラヴィナは断罪された。
容疑を逃れる為に行った不在証明……アリバイ工作は、証言者の裏切りによって意味を為さなかった。
数日後、押し込まれた貴族牢に訪ねて来たのは、ラヴィナの罪を暴いた張本人である辺境伯の孫、ダーレスト・オーガス。
彼は、投獄されたラヴィナに対してこう口にした。
「ラヴィナ・ファーユなどという侯爵令嬢はこの世に存在しない。ーーー貴女は一体、何者だ?」
これは〝怪物〟と称された青年と〝魔性〟と呼ばれた令嬢の間で行われた、『侯爵令嬢の不在』を証明する対話の記録。
ハッピーエンドです。
【表】
侯爵令嬢の不在証明。
2025/09/29 07:00
(改)
婚約者である第一王子について。
2025/09/29 12:00
(改)
義妹である聖女について。
2025/09/29 17:00
(改)
王女殿下と法改正について。
2025/09/30 07:00
(改)
王女殿下の秘密について。
2025/09/30 13:00
(改)
侯爵令嬢の目論見について。
2025/10/01 07:00
(改)
侯爵令嬢の真実について。
2025/10/01 12:00
(改)
〝怪物〟と〝魔性〟の取引について。
2025/10/01 17:00
全てを終えて。
2025/10/02 12:22
(改)
【裏】
淡く滲んで、恋心。【1】
2025/11/08 12:00
(改)
淡く滲んで、恋心。【2】
2025/11/09 12:00
(改)
淡く滲んで、恋心。【3】
2025/11/11 12:00
(改)
淡く滲んで、恋心。【4】
2025/11/14 14:00
(改)