空気を読まなかった男と不良未満少女の、ひとつ屋根の上交流日記
【本編完結・続編完結・続々編ネバーエンド】
男と少女は、自分たちの住んでいるアパートの屋上で、たったひとつしかないベンチに肩を並べて腰掛けながら、ひたすら無言で食事を採る。
互いの存在を知ってはいても、互いの名前すら知らない。春も、夏も、秋も、冬も、男と少女は、男と少女のままだった。
だが。やがて、二度目の春が訪れる頃。少女がふと漏らしてしまった何気ない独り言が、二人の関係に確かな変化をもたらしていくこととなる。
一年の時を経て、『男と少女』は、『琥太郎と詩乃梨』となった。
そして、更なる変革の果てに待ち受ける何かへと、二人は自らの意思で歩み出す。
主人公は、琥太郎だ。けれど、本当の主人公は――きっと、詩乃梨なのだろう。
◆◇◆◇◆
※1 ★印の所の日記の断片は、探せばちゃんとどこかに有るよ。えろい人は頑張って見つけてね。
※2 このおはなしは、ひとまず完結済です。ひとまずなので、この後もふつーに琥太郎くんと詩乃梨ちゃんは物語を紡いでゆくのだけれど。
男と少女は、自分たちの住んでいるアパートの屋上で、たったひとつしかないベンチに肩を並べて腰掛けながら、ひたすら無言で食事を採る。
互いの存在を知ってはいても、互いの名前すら知らない。春も、夏も、秋も、冬も、男と少女は、男と少女のままだった。
だが。やがて、二度目の春が訪れる頃。少女がふと漏らしてしまった何気ない独り言が、二人の関係に確かな変化をもたらしていくこととなる。
一年の時を経て、『男と少女』は、『琥太郎と詩乃梨』となった。
そして、更なる変革の果てに待ち受ける何かへと、二人は自らの意思で歩み出す。
主人公は、琥太郎だ。けれど、本当の主人公は――きっと、詩乃梨なのだろう。
◆◇◆◇◆
※1 ★印の所の日記の断片は、探せばちゃんとどこかに有るよ。えろい人は頑張って見つけてね。
※2 このおはなしは、ひとまず完結済です。ひとまずなので、この後もふつーに琥太郎くんと詩乃梨ちゃんは物語を紡いでゆくのだけれど。
第一章 屋上の妖精
三月二十六日(日)。声を拾い、声を投げる。
2016/01/08 12:33
(改)
四月一日(土)。お友達御用達イベントと、挨拶。
2016/01/08 12:34
(改)
四月二日(日)。名を預かり、名を預ける。
2016/01/08 12:34
(改)
四月八日(土)。まともな、会話。
2016/01/09 19:00
(改)
四月九日(日・1)。ある雨の日の追憶。
2016/01/10 15:15
(改)
四月九日(日・2)。自宅訪問と、手作り弁当。
2016/01/10 18:05
(改)
四月九日(日・3)。お弁当を食べ、手料理を食べてもらう。
2016/01/10 22:12
(改)
四月九日(日・4)。恋愛対象外確定。そして俺は銀河へ旅立った。
2016/01/11 19:22
(改)
四月九日(日・5)。幸峰詩乃梨と、猿のお嬢さん。
2016/01/11 19:28
(改)
四月九日(日・6)。甘い時間と、終わる世界。
2016/01/12 12:35
(改)
四月九日(日・了)。いずれ、愛に至りうる好意。
2016/01/12 17:11
(改)
第二章 捨てる者と拾う者
四月十日(月・1)。ゆっくりと。激変。
2016/01/12 23:51
(改)
四月十日(月・2)。ゆりかご。
2016/01/13 01:33
(改)
四月十日(月・3)。軽くて、重いもの。
2016/01/15 01:06
(改)
四月十日(月・4)。先輩と後輩。
2016/01/16 03:11
(改)
四月十日(月・5)。まだ見ぬ未来に、約束された関係。
2016/01/16 14:13
(改)
四月十日(月・6)。大人で、オトナ。
2016/01/17 13:53
(改)
四月十日(月・7)。食うか、食われるか。
2016/01/18 14:40
(改)
四月十日(月・8)。さらば肉欲、こんにちは愛。
2016/01/19 14:06
(改)
四月十日(月・了)。分類不能な関係の終着点。
2016/01/19 16:48
(改)
第三章 最後の一歩はデザートに
四月十四日(金)。彼女は観察する。
2016/01/19 18:40
(改)
四月十五日(土・1)。無意識の一言は、人の本音を映し出す。
2016/01/20 09:01
(改)
四月十五日(土・2)。泣き出す貴女を止める術。
2016/01/20 12:42
四月十五日(土・3)。おっさんと、俺と、妖精さん。
2016/01/20 15:10
(改)
四月十五日(土・4)。それの重さを、俺と彼女は正しく理解している。
2016/01/20 18:42
(改)
四月十五日(土・5)。回収された小道具と、来たるべき事件への序章、そんな間話。
2016/01/20 23:28
(改)
四月十五日(土・6)。抑えて、解き放たれて。
2016/01/21 12:25
四月十五日(土・7)。愚問。
2016/01/21 15:38
(改)
四月十五日(土・了)。確定させない運命。
2016/01/21 18:26
(改)
第四章 『あい』に始まり、『あい』に続く
四月二十一日(金)。過去を持ち、今を生き、未来へ向かう者達。
2016/01/21 22:30
(改)
四月二十二日(土・1)。ゆるゆると、積み重ねられていくもの。
2016/01/22 00:41
(改)
四月二十二日(土・2)。新しい習慣。
2016/01/23 00:00
四月二十二日(土・3)。天国と地獄と綾音さん。
2016/01/23 02:45
(改)
四月二十二日(土・4)。正しくおもちを焼きましょう。
2016/01/24 02:12
(改)
四月二十二日(土・了)。嫉妬を終わらせる方法。
2016/01/25 11:51
(改)
四月二十三日(日・1)。おっさんと綾音さん。
2016/01/26 12:05
(改)
四月二十三日(日・2)。詩乃梨さんと綾音さん。
2016/01/27 12:01
(改)
四月二十三日(日・了)。根拠無き、信じられる応援。
2016/01/27 14:13
(改)
第五章 そしてようやく、恋が始まる。【本編完結】
四月二十三日(日・続1)。ぼんやりと、日常を。
2016/01/28 13:17
(改)
四月二十三日(日・続2)。色々暴走。
2016/01/28 15:31
(改)
四月二十三日(日・続了)。方針。
2016/01/28 17:15
(改)
四月二十四日(月・1)。わかるためには、体当たり。
2016/01/28 20:22
(改)
★四月二十四日(月・2)。そしてXーRATEDへ。
2016/01/28 22:26
(改)
四月二十四日(月・了)。事後。
2016/01/30 10:39
(改)
四月二十五日(火)。その日記は、どこまでも続く。(本編Fin)。
2016/01/30 13:29
(改)
第六章 色んな愛があるもんだ(前)
四月二十五日(火・続1)。不条理な敗北。
2016/01/30 15:49
(改)
四月二十五日(火・続2)。同じ穴の男。と、不条理な敗北?
2016/01/30 19:41
(改)
四月二十五日(火・続3)。想いは重い。
2016/02/01 01:05
(改)
四月二十五日(火・続4)。親鳥と雛鳥(前)。
2016/02/02 00:37
(改)
四月二十五日(火・続5)。親鳥と雛鳥(後)。と、重き想いは重くない。
2016/02/03 01:40
(改)
四月二十五日(火・続6)。古傷の中の白昼夢。
2016/02/03 14:29
(改)
四月二十五日(火・続7)。幸峰詩乃梨はあほである。
2016/02/04 13:06
(改)
四月二十五日(火・続8)。敏腕メイド詩乃梨様。と、綾音ルート派生?
2016/02/05 14:21
(改)
四月二十五日(火・続9)。その悪癖が、良くも悪くも未来を変えた。
2016/02/05 21:24
四月二十五日(火・続10)。想いやりの、かけひき。
2016/02/06 09:26
(改)
★四月二十五日(火・続11)。血肉を得た虚像。
2016/02/06 14:00
四月二十五日(火・続了)。回答者。
2016/02/08 15:43
(改)
第七章 色んな愛があるもんだ(後)
四月二十六日(水)。恋はまだまだ渦を巻く。
2016/02/09 01:43
四月二十七日(木)。プラスの変化、マイナスの変化。
2016/02/10 07:33
(改)
四月二十九日(土・1)。彼女の瞳の奥のそれを、俺は無視しない。
2016/02/12 03:11
(改)
四月二十九日(土・2)。恋敵。
2016/02/13 14:47
(改)
四月二十九日(土・3)。真鶴佐久夜と、かやちー。
2016/02/15 13:19
四月二十九日(土・4)。仕切り直し。
2016/02/15 22:57
(改)
四月二十九日(土・5)。焼けないおもちも、もちのうち。
2016/02/16 14:51
(改)
四月二十九日(土・6)。聖女の痴態は、衆目に晒されることが確定した。
2016/02/16 21:12
(改)
四月二十九日(土・7)。ストーカー?
2016/02/17 16:11
(改)
四月二十九日(土・8)。人の数だけ個性がある。
2016/02/20 23:35
(改)
四月二十九日(土・9)。一難去ってまた一難。
2016/02/22 13:17
(改)
四月二十九日(土・10)。幸峰詩乃梨のヒロイン力。
2016/02/24 14:01
(改)
四月二十九日(土・11)。一番のガキは、誰だろう?
2016/02/25 14:48
(改)
四月二十九日(土・12)。人外魔境、ここにあり。
2016/02/25 20:18
★四月二十九日(土・13)。あたたかな、倒錯。
2016/02/26 17:05
(改)
四月二十九日(土・25)。測れなかった、その理由。
2016/03/22 13:27
(改)
四月二十九日(土・26)。妖精の園にて、男は微睡みに堕ちていく。
2016/03/24 13:03
四月二十九日(土・了)。その御旗の元に、運命はいつか交わるだろう。
2016/03/24 17:35
第八章 繋がったり、もっと繋がったり。
四月三十日(日・1)。出逢った事実は変えられない。けれど、
2016/03/29 10:02
(改)
四月三十日(日・2)。スパイス、早々に回収。
2016/03/31 16:36
(改)
四月三十日(日・3)。緊急クエスト。
2016/04/01 12:01
(改)
四月三十日(日・4)。いずれ、愛に至りうるかもしれなかった好意。
2016/04/01 18:16
(改)
★四月三十日(日・5)。彼と彼女は、未だ、恋人ですらない。
2016/04/01 23:53
四月三十日(日・了)。一番の願いだけは、既に叶えられている。
2016/04/19 18:04
(改)
五月一日(月・1)。ラノベ主人公の、必須特技。
2016/04/20 00:49
(改)
五月一日(月・2)。鋼は、鍛錬を繰り返した先にある。
2016/04/28 11:54
(改)
五月一日(月・3)。経験値、1。
2016/04/29 15:37
(改)
五月一日(月・4)。愛希ちゃん。
2016/05/04 15:18
(改)
五月一日(月・5)。邂逅。
2016/05/05 14:36
(改)
五月一日(月・6)。今日のごはんは、詩乃梨さん(指)。
2016/05/06 15:35
五月一日(月・了)。少しずつ、二人の未来へ近付いて。
2016/05/07 19:47
第九章 もっと繋がったり、もっともっと繋がったり。
五月二日(火・1)。相談メールが、1件です。
2016/05/08 22:41
(改)
五月二日(火・2)。答えはどっち?
2016/05/12 12:27
五月二日(火・3)。きみらの想像より、ケタが一個多い。これがまず一個め。で、次に――。
2016/05/15 18:47
五月二日(火・4)。反省したから、
2016/05/17 09:38
(改)
五月二日(火・5)。ばーべきゅー、準備1。
2016/05/23 06:55
(改)
五月二日(火・6)。心の汗の味がする。
2016/05/25 19:41
(改)
五月二日(火・7)。知らず弛緩してゆく、空気。そしてそれは、もっと――。
2016/05/30 01:45
(改)
★五月二日(火・8)。飢える心が、人を人たらしめる。
2016/05/30 11:30
(改)
いつかの章
最終話、【未来】。
2016/06/21 13:11
(改)
???
ごちゅうい。
2016/11/20 19:24
(改)
第十章 ただ、これからも毎日を。
五月三日(水・1)。しあわせ一家の、向こう側。
2016/11/21 22:04
(改)
五月三日(水・2)。謎は未だに謎のまま。
2016/11/22 09:52
(改)