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死の周波数──その標的は「罪を認めない者」

作者:比古狭霧
最新エピソード掲載日:2026/06/26
人が誰かを「無関心の連鎖」で見捨てた時、何が残るのか。

心理音響学者・三上直哉は、
死の直前にだけ現れる謎の低周波
「18.3Hz」を追っていた。

それは耳では聞こえない。

だが人の心を揺らし、
不安と恐怖を呼び起こし、
時に死さえ招く。

ある夜、死者が出たアパートで録音された波形から、
三上は奇妙な言葉を発見する。

「見てたよな」
「知ってたよな」
「何もしなかった」

調査の先にいたのは、
数年前に自殺した青年・新名修平。

助けを求めていたはずの彼を、
町の人々は少しずつ見捨てていた。

聞こえなかったふり
見えなかったふり
関係ないふり

そして今、
その罪悪感だけが18.3Hzの振動となり、
町中に広がり始める。

これは怪異の物語ではない。

人が誰かを見捨てた時、
何が残るのかという物語だ。
第1話 『Vic Tandyの実験』
2026/06/24 21:00
第2話 『波形の谷間』
2026/06/24 22:00
第3話 『消えた青年』
2026/06/24 23:00
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