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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
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オブシディアス家の三兄弟は、自分たちが国を揺らしている自覚が一切ない。

作者:日沖 伊朝
最新エピソード掲載日:2026/09/01
「文官風情が、机にしがみついて何ができる!」

 そう武官たちが嘲笑う軍事至上主義の国、エーデルシュタイン王国。
  だが、その国の経済・外交・情報の心臓部を握っているのは、『異端』と呼ばれるオブシディアス伯爵家の三兄弟だった。

【長男・クラウス】:笑顔を絶やさない外交官。本来のスキル『言葉』を隠し、微笑み一つで他国の喉元を締め上げる

【次男・エアエスト】:不眠症気味の領地代官。商会長『エリス』として女装までこなし、趣味の金儲けであらゆる財布を掌握する

【三男・ウィラード】:転生者の知識を持つ末っ子。ただの『察知』スキルで、無自覚に国家級の利益を爆増させる

 彼らは王太子から執着され、武官から畏怖され、周囲から熱烈な視線を向けられている
……が、本人たちにはその自覚が「一ミリも」なかった。

「文官がモテるわけないだろ?」
「俺たちはただ、家族が平穏に暮らしたいだけなんだ」

 そんな彼らが、ひとたび「家族の安寧」を脅かされれば、微笑みの裏で容赦なく世界を書き換える。
 長男が仕事をすれば国内外にファンができ、 次男が休暇を取れば王都の機能が半身不随になり、末弟が書類を一本上げれば国境の地図が塗り替わる。
 これは、自他ともに認める重度のブラコン三兄弟が、「俺たちがモテるわけない」という致命的な誤解を抱えたまま、無自覚に国と人を掌握していく日常と事件の軌跡。

「お前ら、いい加減に自分たちのヤバさを自覚しろ!!(周囲一同、クソデカため息)」
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