↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

黒冠の悪魔は、英雄の正義を嗤う

作者:立華アイ
最新エピソード掲載日:2026/11/03
かつて、五人の英雄が世界を救った。

魔王を討ち滅ぼし、人々に平和をもたらした彼らは、今もなお正義の象徴として称えられている。

だが、その輝かしい英雄譚には、決して語られることのない真実があった。

十年前、英雄たちは世界を救うため、一つの街を焼き払った。

罪なき人々の命を奪い、その悲劇を歴史から抹消したのだ。

その地獄を生き延びた少年、ヴァレイン・クロイツ。

家族も故郷も奪われた彼は、復讐だけを胸に生き続け、やがて王国最悪の犯罪組織《黒の晩餐会》を率いる首領となった。

人々は彼をこう呼ぶ。

――《黒冠の悪魔》。

冷酷非道な策略家であり、目的のためなら手段を選ばない男。

しかし、彼には絶対に破らない掟がある。

子どもを殺さない。

仲間を裏切らない。

そして、罪なき者を復讐に巻き込まない。

毒を操る美しき副首領、血に飢えた元騎士、千の嘘を操る天才幻術師。

社会から見捨てられた悪党たちを従え、ヴァレインは英雄への復讐を開始する。

ところが、復讐の先で待ち受けていたのは、死んだはずの妹の存在と、神々によって仕組まれた世界の残酷な真実だった。

世界を守るために、大切な誰かを犠牲にするのか。

それとも、すべてを敵に回してでも守り抜くのか。

ヴァレインが選んだのは、英雄たちが決して選ばなかった第三の道。

「俺は英雄になどならない。最後まで悪役として、この腐った世界をひっくり返してやる」

**正義が人々を見捨てるのなら、悪が救って何が悪い。**

これは、英雄にすべてを奪われた男が、悪役として世界の運命に反逆する物語。

――今宵、英雄たちへの裁きが始まる。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。