お狐様とひと月ごはん 〜屋敷神のあやかしさんにお嫁入り?〜
『美詞(みこと)、あんた失業中だから暇でしょう? しばらく田舎のおばあちゃん家に行ってくれない?』
◆突然の母からの連絡は、亡き祖母のお願い事を果たす為だった。その願いとは『庭の祠のお狐様を、ひと月ご所望のごはんでもてなしてほしい』というもの。そして早速、山奥のお屋敷へ向かった美詞の前に現れたのは、真っ白い平安時代のような装束を着た――銀髪狐耳の男!?
◆ 彼の名は銀(しろがね)『家護りの妖狐』である彼は、十年に一度『世話人』から食事をいただき力を回復・補充させるのだという。今回の『世話人』は美詞。
◆しかし世話人は、百年に一度だけ『お狐様の嫁』となる習わしで、美詞はその百年目の世話人だった。嫁は望まないと言う銀だったが、どれだけ美味しい食事を作っても力が回復しない。逆に衰えるばかり。そして美詞は決意する。ひと月の間だけの、期間限定の嫁入りを――。
◆三百年生きたお狐様と、妖狐見習いの子狐たち。それに竈神や台所用品の付喪神たちと、美味しいごはんを作って過ごす、賑やかで優しいひと月のお話。
*他サイトにも掲載しています
◆突然の母からの連絡は、亡き祖母のお願い事を果たす為だった。その願いとは『庭の祠のお狐様を、ひと月ご所望のごはんでもてなしてほしい』というもの。そして早速、山奥のお屋敷へ向かった美詞の前に現れたのは、真っ白い平安時代のような装束を着た――銀髪狐耳の男!?
◆ 彼の名は銀(しろがね)『家護りの妖狐』である彼は、十年に一度『世話人』から食事をいただき力を回復・補充させるのだという。今回の『世話人』は美詞。
◆しかし世話人は、百年に一度だけ『お狐様の嫁』となる習わしで、美詞はその百年目の世話人だった。嫁は望まないと言う銀だったが、どれだけ美味しい食事を作っても力が回復しない。逆に衰えるばかり。そして美詞は決意する。ひと月の間だけの、期間限定の嫁入りを――。
◆三百年生きたお狐様と、妖狐見習いの子狐たち。それに竈神や台所用品の付喪神たちと、美味しいごはんを作って過ごす、賑やかで優しいひと月のお話。
*他サイトにも掲載しています
01.台所のあやかし
2020/03/01 18:41
02.〇日目:坂を下って橋を渡る
2020/03/01 18:56
03.〇~一日目:お耳と尻尾
2020/03/01 20:02
04.一日目:付喪神さんのお手伝い
2020/03/01 20:54
(改)
05.一日目:竈のご飯とお味噌汁、里芋の煮っ転がしの朝ごはん
2020/03/01 21:34
(改)
06.一日目:縁側でお茶を飲む
2020/03/02 07:03
(改)
07.一日目:井戸神さん
2020/03/02 21:01
(改)
08.二日目:朝ごはんの甘い玉子焼き
2020/03/03 06:46
(改)
09.二日目:物置部屋
2020/03/03 18:49
(改)
10.二日目:狐ノ介
2020/03/03 22:02
(改)
11.二日目:暖かい狐火
2020/03/04 07:05
12.二日目:お前の狐
2020/03/04 12:00
(改)
13.二日目:お八つ
2020/03/04 18:25
14.二日目:おばあちゃんのスイートポテト
2020/03/04 20:01
15.二日目:懐かしい味
2020/03/04 21:04
(改)
16.五日目:リクエスト朝ごはん
2020/03/05 08:04
17.五日目:ベーコンとしめじのキッシュとサーモンとほうれん草のキッシュ、それからパン
2020/03/05 19:10
18.六日目:変化
2020/03/05 20:05
19.六日目:空腹
2020/03/05 21:15
20.六日目:世話人失格
2020/03/05 22:04
(改)
21.六日目:夢
2020/03/08 12:12
(改)
22.六日目:凍れる月
2020/03/22 18:11
23.六日目・夜:貰って
2020/10/01 07:00
24.七日目:狐に嫁入り
2020/10/02 07:00
25.十四日目から
2020/10/03 08:00
26.二十九日目
2020/10/03 18:00
27.それから
2020/10/04 00:00