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魔術師と皇子様が結婚するまでのあれそれ~注意、皇子様からは逃げられません~

アデニウム皇国皇子テオドルは息抜きに翼竜の視察を行うことにした。側近達は嫌な顔をしたが手はずを整えてくれ共に砂漠を行く。身近な者達だけの簡単な隊列。短い旅は気ままで、5年前に皇后が崩御してから使い物にならない父の事も忘れ童心にかえれた。自身もまた妻をとり皇帝に就かねばならないがこれと思う女はいない。アデニウムでは女は至上の宝だ。全ての女はそのはずなのだが、テオドルには彼女らがそうは思えなかった。自分だけの至宝が欲しいなどと、夢物語を信じている子どもではあるまいしと鼻で笑ってしまう。
しかしテオドルは見つけてしまった。自分だけの宝玉。誰にも見せていたくはなく、自分一人だけで独占したい美しい黒曜石。これは私のモノだ。

唯一を見つけた皇子と皇子様に捕まった地位の高い隣国の魔術師とその側近と翼竜の話。
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