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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

機械仕掛けのユマニスム

作者:樫村蓮
 カイエ・クローシスには嘘を見抜く能力がある。

 この能力は、彼女が荷物配送員だった頃には何の役にも立たなかった。
 2年前、配送中に凄惨な研究所事故に巻き込まれたカイエは「なぜ自分が助かったのか」とサバイバーズ・ギルトに苦しむ。彼女は、生き残った意味を見出すため、調停事務所の調停員として事故の真相を追う。
 彼女の雇い主、調停事務所所長のシグルズは、カイエの同じ事故で婚約者と両親を失った。彼はこれを事故ではなく事件と呼び、大切な人を殺した黒幕に復讐するために、カイエの能力を利用しようとしていた。
 アルレイズ社の最新型ロボット、ラッキーは「事務所の備品」とされながらも、カイエの先輩を自称し、最新型ロボットに備わった数々の素敵な機能で彼らの調査やモチベーションを支えている(※自己評価)。

 ある日彼らの調停事務所に、大企業の重役夫妻から「息子を探してほしい」という依頼が舞い込む。普段なら事故と関係ない依頼を断るシグルズが、なぜか即座に受けた。
 疑問に思いつつも、所長の命令ならと、部下たちは依頼の解決へと向かう。

 人間とロボットの関係、嘘と真実の混濁、そして「例の事故」との繋がり。倫理とテクノロジーが交錯し、「昨日より良い明日」を求めるこの世界で、彼らは真実を知ることができるのか。


※「カクヨム」にも投稿しています。
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