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INCIDENTS:警視庁装脚重機対処部隊

作者:かぶらや
最新エピソード掲載日:2026/05/21
2017年春、永田町。

「投票の結果を報告いたします。投票総数240、賛成228、反対12。よって、本案は可決されました。」

参議院の広い議場に拍手が響く。
この日、「装脚重機作業安全法」、通称「ワーカー法」は参議院を通過。
2014年に開発された装脚重機は、この法律が施行され次第、漸く日本国内での運用が正式に認められることになる。
ただ、その安全性には疑問が残っていることを、多くの人はまだ知らない。



装脚重機、通称「ワーカー」。
高い汎用性から急速に普及した産業用大型ロボットの総称である。
2014年に開発されたそれは、すぐさま建設現場、災害現場、物流へと投入され、やがて社会のあらゆる場所で当たり前のものになっていった。
しかしその利便性は同時に、新たな社会問題を生み出すことになる。
違法改造、無免許操縦、犯罪利用。
それらへの対応を迫られた警察は、警視庁に対処部隊の設立を決定した。
だが、その対処部隊に装脚重機が配備されることはなかった。
それでも、警察官たちは今日も現場に向かう。

※この物語はフィクションです。実在の人物、地名、団体などとは一切関係ありません。
EP.1 着任初日
2026/05/19 00:00
EP.3 2週間後
2026/05/20 00:00
EP.4 再開発工事異状あり
2026/05/21 00:00
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