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軍用祈祷

作者:まるす
最新エピソード掲載日:2026/11/03
怪異が蔓延る日本帝国。
古来より怪異を祓ってきた祈祷師に代わり、霊力を増強する弾丸「破魔矢」と、それを撃ち出す「祈銃」を用いる軍用祈祷が主流となっていた。

帝国祈祷兵団養成学園に通う番匠谷椿は、家族を怪異に奪われた少年。射撃技能は学園随一だが、怪異を祓うために不可欠な霊力が極端に乏しかった。
そんな彼の前に、名門祈祷師の家系に生まれた神宮寺柊が転入してくる。絶大な霊力を持つ一方、射撃技能は壊滅的。
正反対の欠点を持つ二人は、互いの苦手分野を教え合うパートナーとなる。

学期末試験で鞍馬山を訪れた椿たちは、未知の怪異「土蜘蛛」に襲われる。
連携によってなんとか一体を祓うものの、さらに五体が現れる。担任教諭にして凄腕の祈祷兵、榊によって九死に一生を得るが、同級生の梓は重傷を負い、杏も心に深い傷を負ってしまう。

復讐に燃える椿は、彼を心配する柊と衝突するが、共通の思いから再び協力することに。梓が残した手がかりを追い、学園の旧校舎地下に隠された研究施設へとたどり着く。

黒幕は学園長の藤だった。軍用祈祷によって衰退した祈祷師の復権を目論み、怪異の恐怖を世間に知らしめるため、土蜘蛛をはじめとする人工怪異を生み出していたのだ。

藤が放った最高傑作エキドナに追い詰められる二人。しかし椿は、エキドナが視覚ではなく霊力を感知して獲物を追うことに気づく。霊力の乏しい椿が大型祈銃で狙いを定め、柊が絶大な霊力を込める。二人の力を合わせた一撃がエキドナを祓った。

藤は柊に祈祷師の復権への協力を求めるが拒絶され、最後は自決する。

事件後、杏は退学を決意。椿と柊もまた互いの関係を見つめ直す。柊は椿の暴走を許さないと告げながらも、共に競い合うことを望んだ。

二人はパートナーからライバルへ。固い握手を交わした直後、緊急出動のサイレンが鳴り響く。椿は柊と笑みを交わし、新たな戦いへと駆け出した。

●生成AI使用について
本作品は誤字脱字チェック、推敲、資料検索、プロット整理、アイデア出し等に生成AIを使用しています。
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