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誰も助けてくれないのだから

作者:緋花
それは奇跡の子なのか、悪魔の子なのか。令嬢が記憶と自分を取り戻す物語
主人公のシャーランは、公爵家の一員として暮らしているが周囲からはなぜか距離をおかれ孤独を感じる日々だった。唯一の兄妹である兄からは恋人のように接せられ、それに嫌悪したシャーランは、隣国の学園に入園し故郷から逃げることにした。

そこで出会う学友達に助けられ、少しずつ明るくなっていくシャーラン。
幸せな日々とは裏腹に、徐々に明らかになっていく自分の出生の謎と秘密・・。

主人公と学友間でつむぐ恋愛、友情、そして主人公の秘密がおりなす切ないファンタジー。
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