返事のない投函口 ――相談箱に届いた、消えた姉の名前
最終エピソード掲載日:2026/04/23
とある商店街に佇む文具店〈栞屋〉の店先には、古びた「なんでも相談箱」が置かれている。ある日そこへ入っていたのは、「三年前に消えた姉は、本当にいなくなったんでしょうか」という一通の手紙だった。差出人は、姉の行方を知らされないまま過ごしてきた高校生の弟・翔太。栞屋を手伝う相沢結衣は戸惑いながらも話を聞き、商店街の人たちにたずね始める。だが、誰もが姉のことを知っているようで、肝心なことだけは口にしない。小さな町に残された沈黙の奥で、結衣がたどり着く“返事”とは。手紙と不在がつなぐ、感情ミステリー。第1回徳間書店小説新人賞応募作。
第一章 相談箱に入っていた、消えた姉の名前
2026/04/23 17:02
第二章 町の人たちは、知っていて知らないふりをしている
2026/04/23 17:03
第三章 守るための嘘だった
2026/04/23 17:04
第四章 返事のない投函口に、ようやく言葉を返す
2026/04/23 17:05