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『グリムの世界で、俺は童話の結末を変える』

作者:1315
最新エピソード掲載日:2026/08/25

森のそばにある小さな村で暮らす、17歳の少年レオン。

狩人見習いとして平凡な毎日を送っていた彼の前に、ある日、赤い頭巾を被った少女が現れる。

少女は森の奥に住む祖母へ薬を届けるため、村を訪れていた。

しかし、その日はすでに夕暮れ。

村には昔から、

「日が沈んでから、森へ入ってはいけない」

という決まりがあった。

それでも少女は祖母のもとへ向かう。

そして翌朝――

少女は帰ってこなかった。

森の入り口に残されていたのは、置き去りにされた籠と割れた薬瓶。

そして、狼のものとは思えない小さな手形。

レオンは少女を探すため、禁じられた森へ足を踏み入れる。

そこで彼は知る。

赤ずきんの物語には、本来決められた結末があることを。

そして、この世界には赤ずきんだけではなく、白雪姫、灰かぶり、ラプンツェル、いばら姫――数多くの童話が存在していることを。

やがてレオンは、自分だけが他の人間とは違うことに気づく。

レオンには、自分自身の「物語」が存在しない。

だからこそ彼は、決められた童話の結末を変えることができる。

これは、ただの少年だったレオンが、数々の童話と出会い、運命に抗いながら世界の結末を変えていく物語。

決められた結末なら、俺が変えてやる。
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