深海の精鋭たち(サブマリナーズ)
海上自衛隊の最新鋭潜水艦に乗り組む男達の物語 時は平成、昭和の記憶をかすかに残した時代。国防組織として、災害派遣にも対応出来る装備を持ったのが自衛隊だった。創設時の自衛隊は厳しい世間の風当たりにさらされた。前身の警察予備隊に加えて、海上自衛隊の前身警備隊は海上保安庁の下部組織としてスタートを切る。新たに航空自衛隊が創設され、防衛庁が設置されたのが1954年、戦後の混乱期の中での船出だった。陸上自衛隊と海上自衛隊が旧軍の施設をそのまま使ったのは、いちいち部隊を編成するのが面倒であったからであり、新設されたとはいえ、大日本帝国陸軍や大日本帝国海軍出身の軍人達が黎明期の自衛隊を支えた。凄まじいまでの暴力はなくなり、変わりに体を鍛える事で罰を与えた。防衛大学が出来る頃には、国土交通省所管内の海上保安庁と海軍色の強い海上自衛隊のすみわけは終わり、高等商船学校と大日本帝国海軍との軋轢もなくなりつつあった。朝鮮戦争が始まると、アメリカは警備隊に掃海を命令。機雷処理に当たらせたが何人か死者も出した。海上自衛隊は機雷掃海の技術と対潜水艦作戦能力において、世界最高水準のものを持っている。そして冷戦時代に脅威だったソビエト海軍の原子力潜水艦を抑えた強力な潜水艦部隊を保有している。太平洋戦争中は日本海軍の潜水艦部隊はさしたる結果を残せなかったが。今作品のモデルとなった最新鋭潜水艦そうりゅう型の潜水艦がタイムスリップして、アメリカに勝ってしまうという、よくありがちな設定ではあるが、アメリカ海軍に日本海軍が勝ってしまうと言うのは、ミリタリー系の話しでは王道の鉄板話である。大和や武蔵が生き残っていたらなど、海上自衛隊の潜水艦が大活躍するヒューマンドラマである。見所はなんと言っても潜水艦に乗り組む男達の会話であったり、彼らの日常が見所である。今の海上自衛隊において、最も厳しい部隊はSBU 海上自衛隊特別警備隊であるが、サブマリナーズはそれに次いで厳しいと思われる。何より我慢する事が多く、そういう意味では、自衛隊きっての潜水艦乗りは厳しい制約下にあると言える。日本海軍の頃には潜水艦部隊はあったが、環境的にはその頃よりはマシになってはいる。潜水艦乗りはエリートの集まりである。日本に限らず、アメリカもロシアも潜水艦はエリートのおもちゃである。
※この物語はフィクションです。
※この物語はフィクションです。
男達の潜水艦
2020/02/07 22:49
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同じ穴のムジナ
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厳龍乗組員名簿
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対艦戦闘用意
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猪突猛進の現代潜水艦
2020/02/16 10:44
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ミッション 世界一深い所でお休み下さい
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残しておいたデザート
2020/02/29 14:40
尾藤中佐殿と宇都宮伍長
2020/02/29 15:29
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2020/03/01 21:48
ブランク
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2020/03/02 14:18
リベンジマッチを考えておけ
2020/03/03 23:04
どんぶり勘定
2020/03/04 10:30
ハズレくじ
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近田中佐の復帰
2020/03/05 23:19
厳龍のコピー潜水艦
2020/03/06 14:00
ちょっと違う二極体制
2020/03/06 14:50
懸念事項
2020/03/06 22:13
覇権の行方
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ジャップの刀
2020/03/07 14:09
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第二次日米戦争勃発
2020/03/07 14:54
我慢比べ
2020/03/08 14:57
smartじゃなくても良いんだよ
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47式魚雷
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精一杯
2020/03/09 08:59
下っ端の雑談
2020/03/09 22:24
サムライスピリット全開
2020/03/10 08:32
(改)
あと一押し
2020/03/11 08:56
食えるうちに食っとけ
2020/03/11 14:31
白味噌仕立ての雑煮
2020/03/11 21:54
運命の神様
2020/03/12 12:50
厳龍のphotograph
2020/03/13 10:18
驕ることなく辛抱せよ
2020/03/13 13:06
アメリカ海軍駆逐艦ウォルト・シャルガーの殊勲
2020/03/14 14:09
磯村中尉と澁谷伍長
2020/03/14 14:58
AIP(非大気依存推進装置)
2020/03/15 14:01
傭兵の責務
2020/03/15 14:55
吉と出るか凶と出るか
2020/03/16 11:17
(改)
腐れ縁
2020/03/16 12:16
新しき世界へ
2020/03/16 22:11
リメンバー・ザ・セカンドワールド・war
2020/03/17 12:14
二度目の真珠湾
2020/03/17 14:59
勝利の雄叫び
2020/03/17 15:50
快進撃
2020/03/18 14:36
犬猿の仲
2020/03/18 15:29
アメリカ海軍のPRIDE
2020/03/19 12:59
勝利の余韻
2020/03/19 13:40
持たざる国と持てる国
2020/03/20 12:43
凱旋
2020/03/20 13:32
故ウィリアム・ハルゼー大将の預言
2020/03/20 15:02
誰も知らないこの世界の行方
2020/03/21 10:24