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深海の精鋭たち(サブマリナーズ)―4代目厳龍 原潜タイムリープ時空を超えた海軍戦記―  作者: 佐久間五十六


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アメリカ海軍のPRIDE

 日本陸海軍は、アメリカに対し機動部隊及び、上陸大部隊(10万人規模)が、沖縄に集結したとの嘘の電報を、わざと流してアメリカ海軍及び、陸上部隊が、来るように仕組んだ。

 実際には空母機動部隊しかおらず、陸上にはほとんど兵力は居なかった。

 その代わりに、酸素魚雷をしこたま抱えた大潜水艦部隊を配置。餌に食いついたアメリカ海軍艦艇及び、アメリカ海軍の艦隊を一網打尽にして、この戦争の勝敗を決す覚悟でいた。

 もちろん、そこには、整備して間もない厳龍の姿もあった。

 アメリカ海軍は、二度ものパールハーバーとマリアナ沖海戦での敗北で、大損害を出している為、この電報がワナであることは、百も承知だった。

 それでも、アメリカ海軍の威信にかけて、三度目はない。そして、日本軍に今度こそ、勝ってみせる。そんな意気込みだった。

 案の定、アメリカ海軍は大艦隊を率いてやって来た。手の空いている大西洋艦隊まで、引っ張り出してきて、大一番になるかと思われた。

 しかし、待っていたのは酸素魚雷による、雷撃であった。雨あられの砲弾の嵐。アメリカ海軍の大艦隊は、日本海軍機動部隊のでるまでもなく、面白いように潜水艦部隊に沈められた。

 あれだけ威勢の良かったアメリカ海軍も、虎の子の空母「ルレッカス」や、強襲揚陸艦を失った事は、痛かった。

 流石のアメリカ合衆国も、これ以上の戦争継続は難しく、講和に乗らない訳には行かなかった。

 レイモンド・スプルーアンス大将やキンメル大将、スミス大将と言った歴史に名を残す、アメリカ海軍の名将も、沖縄の海に散って逝った。正に日本海軍の完勝であった。

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登場人物一覧 沖田大和少将 山田玄太郎大佐 奥田隆夫大佐 佐藤中佐(せいげい艦長) 山本五十六元帥大将 米内光政大将 小沢治三郎中将 チェスター・W・ニミッツ参謀総長 ウィリアム・W・ハルゼー大将 レイモンド・スプルーアンス中将 マクドナルド大統領(米国) サージ大統領(ロシア) マカロニ大統領(フランス) ジョージ2世国王(英国)
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