アメリカ海軍のPRIDE
日本陸海軍は、アメリカに対し機動部隊及び、上陸大部隊(10万人規模)が、沖縄に集結したとの嘘の電報を、わざと流してアメリカ海軍及び、陸上部隊が、来るように仕組んだ。
実際には空母機動部隊しかおらず、陸上にはほとんど兵力は居なかった。
その代わりに、酸素魚雷をしこたま抱えた大潜水艦部隊を配置。餌に食いついたアメリカ海軍艦艇及び、アメリカ海軍の艦隊を一網打尽にして、この戦争の勝敗を決す覚悟でいた。
もちろん、そこには、整備して間もない厳龍の姿もあった。
アメリカ海軍は、二度ものパールハーバーとマリアナ沖海戦での敗北で、大損害を出している為、この電報がワナであることは、百も承知だった。
それでも、アメリカ海軍の威信にかけて、三度目はない。そして、日本軍に今度こそ、勝ってみせる。そんな意気込みだった。
案の定、アメリカ海軍は大艦隊を率いてやって来た。手の空いている大西洋艦隊まで、引っ張り出してきて、大一番になるかと思われた。
しかし、待っていたのは酸素魚雷による、雷撃であった。雨あられの砲弾の嵐。アメリカ海軍の大艦隊は、日本海軍機動部隊のでるまでもなく、面白いように潜水艦部隊に沈められた。
あれだけ威勢の良かったアメリカ海軍も、虎の子の空母「ルレッカス」や、強襲揚陸艦を失った事は、痛かった。
流石のアメリカ合衆国も、これ以上の戦争継続は難しく、講和に乗らない訳には行かなかった。
レイモンド・スプルーアンス大将やキンメル大将、スミス大将と言った歴史に名を残す、アメリカ海軍の名将も、沖縄の海に散って逝った。正に日本海軍の完勝であった。




