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この作品には 〔ボーイズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
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【全4話】「蒼」に融ける

作者:kukka
最終エピソード掲載日:2026/07/10
【全4話】
画家の先生の家に弟子入りした私。
優しく静かな先生との生活は心地よかったが、家の中には奇妙な違和感が転がっていた。 古びた男物の傘、私の知らない筆致の色紙、そして二階の奥にある「開かずの部屋」。
ある夜、階下から漏れてきたのは、泣くのを堪えるような先生の苦しい声だった。 「――あおい」
それは、私の名前ではなかった。
先生のいない隙に開かずの部屋へ忍び込み、見つけた一冊の日記帳。 私は、かつて先生が愛し、今はもういない「蒼」の存在を知る。
嫉妬と羨望のままに、彼の残した萌葱色のシャツに袖を通した瞬間、背後で戸口に立つ先生と鏡越しに目が合ってしまい――。
「先生が愛してくれるなら、私は私でなくていい」 別人に塗り替えられていく、美しく歪んだ共依存サスペンス。
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