第四話:ブーメランは使ってない
三話坊主・脱
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「うーむ…降りて来たはいいものの…」
屋敷で服を回収したあと、俺と案内人は下町へ降りていた。
「(^-^;)うーん」
「なんというか…廃れてるな」
とにかく人がいないのだ。朝日が昇ってきたときはまだマシだったが、今は町民が不思議なほどに見当たらない。
屋敷の倉庫といい、この下町といい、どうにも古びている。カートゥーンだったら丸い干し草が転げまわってるところだ。
「メシを食いたいんだけどな」
落ちてきてから何も食っていない。水も飲んでない。あまり苦しまないのはこの体だからだろうが、流石に飲まず食わずは元人としてどうかとおもうんだ。
「…( `ー´)ノおい ( ・`д・´)σ人」
「お、第一村人発見?」
数時間ほど彷徨っていたが、ようやく案内人が初めての町民を発見したらしい
「こんにちは………ってこの人もなんか食べてるって雰囲気じゃねーな」
ようやく見つけた第一村人も、かなり荒んでいる。やつれてるし、服も薄汚くボロボロになっている。瀕死状態って感じだ。恐らくホームレス…なのだろう。
「大丈夫…ですか?」
「ᛟᚱ… ᚦᚪᛚ ᚾᛖᚱᚪ ᚹᚪᛚᛏᚺ…?ᛗᚪᚱᚾ ᚾᚪ ᛋᚢᛚ ᚹᛖᚱᚪ ᚦᛖᛚ…?」
「はい?」
『ᛖᛚᚾᚪ… ᚾᚪ ᚹᛖᚱ ᛁᛋᚺ. ᛏᚺᚪᚾ ᛋᛖᛚ ᚾᚪ ᚹᚪᚱᚾ.』
「なんて?なんて書いてんの?この人はなんつってんの?」
「(。´・ω・)?わかんないの…?」
「そんな純な疑問を持った顔で見ないでくれ」
知らないよ…俺は日本語オンリー話者だよ…
ていうかこういう言語能力与えるのって神側とか死んだ世界側がやるのがセオリーだろがい。マジで色々めんどくさがりやがったなこいつ
「で、なんて言ってるの?」
『金か飯持ってないかって』
「生憎こちらも手持ちがないんですよ…」
『僕と同じこと言ってらぁ』
「あんたと同じ思考回路なのめっちゃいやだ」
「ᚹᚪᛚᚲᚱᛖ ᚦᛟᚱᚪ—ᚾᚪᛚ ᛋᛖᚱᚪ ᚠᚪᚱᚾ? ᚦᛖᚱ ᚢᚱᚾ ᚲᚪᛚᛖ ᚾᚪ? ᚲᚪᛚᛞᚪ ᚾᚪ ᚹᛖᛚ… ᚾᚪᛁ ᚺᚪᚱᚾ ᚦᚱᚢᚾ—ᚦᚪ ᛗᚪᚱ ᛖᚾ?」
「あーすごい、長く話されると本格的になにいってんのかわっかんねぇ」
外国行くってこんな感じなのか?最低限英語でも勉強しとけばよかった。
恐らく文章を区切るときの発音的に疑問文…?こういうことは案内人にいつか教えてもらおう。
『ᚾᚪᛚ ᚦᚱᚪᛁᛋ ᛋᛖᛚᚾ ᛁᛋᚺ. ᚾᚪ ᚲᚪᚱ ᚦᛖᛚ.』
「なんて?」
『不審者って言われたから怪しくありませんよ、って」
「あんたは不審者だよ」
「(ง'̀-'́)งやるか?」
「やんねぇよ」
『ᚹᚪᚱ ᚦᛁᛋ ᚲᚪᛚᛞᚪ ᛋᛏᚱᚪᚾ? ᛗᛖᚾ ᚾᚪ ᚡᛖᚱ, ᛋᚢᛚ ᚾᚪ ᚡᛖᚱ?』
「ᚦᚪ ᚺᚪᚢᛋ ᚲᚪᛚᛞᚪ… ᚱᛖᛁᚾ ᛟᚱᛞᚪ ᚹᚪᛚᚾ ᛏᚺᚪᚱ. ᚾᚪᚱ ᚹᛖᚱ ᛏᛁᛚᛚ ᚦᚱᚪᛁᛋ ᛋᚪᛚ—ᛋᛏᚪᚱ ᚦᛖ ᚱᛟᚪᛞ ᛒᛖᚤᛟᚾᛞ ᛒᛖᚪᚱᛁᚾᚷ. ᚦᛖ ᛗᛖᚾ ᛋᚪᛚ ᚠᛖᛚ… ᚦᛖ ᛋᚪᛚ ᛚᛖᚠᛏ.」
何を言ってるかは分からないが、町民は屋敷を指さした。
「ᚦᚢᛗ… ᚺᚪᚱ ᚹᛖᚾ ᚠᚱᚪ ᚦᚪ ᚺᚪᚢᛋ ᚪᛒᛟᚡᚪ…ᚦᚪ ᛏᛟᚾᚷᚢᛖ ᛒᛖᛋᛏ ᛏᛟ ᚾᛟᛏ ᛋᛈᛖᚪᚲ ᛟᚠ ᚺᛁᛗ… ᚤᛟᚢ ᚪᚱᛖ ᚹᛖᚱᚪ ᚹᛁᛏᚺ ᚺᛁᛗ…?」
「(゜Д゜)行くぞ」
何か鬼気迫るような顔の町民のセリフに反応した案内人は、俺に合図してきた。
「え、は?まだなんか聞かなくていいの」
「(・不都合・)」
「ᚺᚪ!!! ᚾᚪᛏ!!!!!! ᚦᚱᚪ!!!!!!」
「えぇなになに怖い怖い?!走る?!走るか?!」
「三┏( ゜Д゜)┛逃げろォ!!」
「なんでこんなに追っかけられるんだよぉ!!」
もうなにがなんだか分からないが、俺達は町の一本道を全速力で走りだした。後ろを見ると、町民がやせ細ったからだなりに追ってきている。
はやくね?軽いから?体が軽いから?
「うおぉぉぉぉぉ!!!なんでだよぉぉぉぉ!!!!」
「三┏( ^o^)┛いいから逃げろ」
「このミスコミュニケーション野郎めぇ!!!」
デカブツといい今日はなんでか沢山追いかけられる。まあ全部案内人が悪い。
え?デカブツ?あいつは俺のせい?ほら…予想外だったから…
「おい!!路地裏あるぞ!!」
「三┏( ゜Д゜)┛入れぇ!!」
うおぉぉぉぉぉ間に合えぇぇぇぇぇ
「ᚴᚱᚪᚾ ᚦᛖ! ᚾᚪᛚ ᛏᚺᚱᚨ ᚹᚪᚱ!」
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「ᚾᚪᛚ ᛏᚺᚱᚨ ᚹᚪᚱ… ᚱᚨ…ᚱ… ᚺᚪ? ᚹᚺᚨ ᛋᛖᚱ?! ᚹᚺᚨ ᚾᚪ ᛏᚺᚨᚱ?! ᚴᚨᚱ ᚾᚪ ᚡᛖᚱ?! ᚴᚱᚨᛋᚺ ᛏᚺᚨᛚ! ᚦᛖᛚ ᚾᚪᛚ! ᚦᛖ ᚴᚱᚪᚾ ᛋᚲᚱᚪᚦ ᚾᚪ ᚱᚨᛋᚺ ᛏᚺᚨᛚ!! ᚴᚱᚨᛋᚺ ᛏᚺᚨᛚ!!!」
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「……行った?行ったか?案内人ー?」
「( ´Д`)=3」
俺は壁の内側から透過で、案内人は建物の壁に張り付いてた所を出てきた。路地裏から頭を出して確認したが、先程の町民はもう去ったようだ。
「ほんと命がいくつあっても足らんて…てか、なんの話してたら血眼で追って来るようになるんだよ」
『僕達がいた屋敷の主に金とか家族とかの恨みがあるんだと。仲間だとでも思ったんじゃない?」
「とばっちりじゃーん」
でもあの雰囲気的に家族が死んでしまったのだろうか…ご冥福をお祈りいたしますぐらいしか言えないけど
「まあ、一旦進もう」
なにはともあれ当初の目的は飯だ。あの町民がいたからあまり期待はできないが、無一文の腹減りはさすがに避けたい!
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「お、あそこ賑わってない?」
路地裏を出て一本道をしばらく進んだ頃、屋敷からかなり遠くに来たからか、それなりに繁盛している地域についたようだ。ここなら飯や金を稼ぐ方法もあるだろう。
「飯屋ある?ファンタジーなら酒場か?」
「(・金稼HOW・)」
「ぶっちゃけそれが一番の問題なんだよなぁ。なんか金稼ぐ方法とかないの?」
「( ̄~ ̄;)うーん」
「わかんないかぁ……」
仕事をとるにしても…それも色々面倒くさいから後回しだなぁ。とりあえずで使える金がちょっと必要なんだけなんだけど
なにかを売ることはできるのか?でも価値のあるものなんて持ち合わせてないし…あっ
「なあ案内人…あんたが使ってるソレってさぁ…金になるんじゃないか??」
『ペンは困るから売らんぞ?』
「ペンも金になるだろうが、俺が言ってるのは…スクロールだ。」
「(σ゜∀゜)σあ~~」
「だろ?魔法は多分金になるんじゃないか?」
魔法っていうのは、古今東西汎用性の塊だ。魔法の汎用性が低い世界なんてこの世にはない。それはこの世界でもそうだろう。
思い付く俺の頭はやはり冴えている
「まああんたが使ってる飛んだり張り付く奴は然程使い道もないし金にならんでしょ。だから…攻撃魔法とか?護身用はいつでも価値があるんじゃないか?」
「( ..)φ書くか」
「どっか落ち着けるとこあるかなぁ…」
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「まあ、ここでいいか」
近くにあまり座れそうなところはなかったので、俺と案内人は近くのバー?酒場?に入った。金がないのに座るのはマナーが終わってるのはわかってる…けどもう少しで収入が手に入るんだ…!
案内人は作業に集中している。探す途中で案内人に聞いた話だが、どうやら使ってるペンは日本人に馴染みのある言い方で言うと、所謂”魔道具”らしい。なんでも、魔力を使ってインクが出るらしく、インクも魔力を持ってるからスクロールを書けるのだと。
「でかい屋敷なだけあって高そうなもんあるよなぁ…」
スクロールが売れなかったら、最終手段でペンを売ることになるだろうか。まあどっちも売れるか分かんないけど
そういえば屋敷の倉庫は霊が棲みつくレベルだし、恐らくもう使われていないだろう。最悪もう一回入って盗む……ではなく、拝借してもいいかもしれない。どうせ埃臭い倉庫の中で放置されるより、売って誰かに使われた方が道具も有効活用されて本望ってもんだ。
「案内人できそうか?」
「( ..)φまだ」
「暇で暇で仕方ないんだけど」
俺やることないから座ってるだけなんよ…なんもしてないのに二席分占有してるのはさすがに罪悪感が刺さる。
「…ていうかあれだな。部屋で見せたスクロールとまた違う形式なのか?文字というか形が違うよな」
「(・魔法数種類有・)」
「ふぅ~ん」
「( ゜Д゜)興味ないな?」
「ソンナコトナイヨ」
跳んで張り付くやつのはなんというか…もうちょっと”巻物”って感じだったのに、こっちはファンタジーしている。和式と洋式があるのか?
「書けた?」
「( ..)φまだ」
「まだかぁ…」
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「(*'ω'*)でけた」
「やっとかよ」
書き始めてから三、四十分、案内人がやっと魔法を数枚書き終えた。只々座ってるの暇すぎるんよ
「じゃあ売りに行こう。どこで売れるんだ?質屋みたいのがあるのか?」
『ᛋᚺᛖᛚᚾᚪっていうのがある』
「なんて?」
『日本風に言うと…魔法ギルド?組合?』
「ギルド!!!!!」
「( ゜Д゜)声でけぇ」
「まあそうだよなあるよな!!」
ギルドといえばファンタジー世界の花形だ。ギルドがないファンタジー世界はもうファンタジー世界と呼ばないといっても過言ではない!ファンタジーで冒険するならギルドは全面にドンッとくる一枚看板なのだから。
「っしゃあじゃあ行くかギルド!金稼ぎだ!」
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案内人はギルドの職員さんとずっと何かを筆談している。最も職員さんの方はずっと頭の上に”?”が浮かんでそうな顔で文面を見ているが。
俺?俺はさっき案内人に無能って呼ばれたよ。まあしょうがないよ、交渉は全部あいつの仕事なんだから。言語わかんないのはどうしようもない!勉強しようにも標準語もクソもないのだから勉強も本を読むも前提の問題なのだ…でも案内人としての通常業務だろコミュニケーションの代理は。
職員さんの表情と案内人の顔の鏡文字を見るに恐らくもめているんだろう。金額のことだろうか。できるだけ上げてほしいところだが、あいつの手は如何ほどかな。まあ最低限の生活費のみだから高望みはしてるわけじゃないが、金は持っているに越したことはない。
「($・・)/~~~」
「お、終わった?」
「( ´Д`)=3てぇへんだったぜぇ…」
「なんだその口調」
案内人は何かのカードと中くらいの麻袋をもってこちらに戻ってきた。なんのカードだあれ…?だが恐らく麻袋には金が入っているのだろう。サイズ的にはそれなりにありそうだが、どれくらいだ?
「いくらぐらいだった?」
「(・日本円換算20万程・)」
「まあしばらくの宿と飯はいける感じの金額だな。ただ金は稼がないといけないんだよな…。どうする?仕事とかとりにいくか?」
「(^^)そのことだけどな」
「おん?」
「(∩´∀`)∩仕事とってきた」
「おぉぉぉ!?!?!」
仕事を取ってきた、そんなニュースを俺に伝えると、案内人は持っていたカードを渡してきた
「なんで?!?!だがめっちゃ有能!!あざす!!!」
「('Д')敬え」
「やだわ」
だが有能な事には変わりないだろう。高額な金を取ってくるのみならず、仕事を取ってきたとは驚きだ。これで一気に今後の生活を安定させることができる。継続的な金は外国で生きる上での絶対条件だ。
「で?なんの仕事?カード渡されてもなんも読めないけど」
『冒険者だ。それ証明書』
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
「( ゜Д゜)猿叫かよ」
「冒険者が嫌いな男はいない。いたらそいつは男じゃない。ボーイズドリームだぞ?ファンタジー来たらなりたい職業第一位だろ冒険者なんて」
「(・過言・)」
「ぐふふふへへへへへぇ…」
|д゜)
「…なんでそんな遠いところ?」
「(・_・)きもい」
「そんなフラットな顔で言うなよ」
夢の職業に就けたとなると、モチベも湧いてくるってもんだ。戦う系かな?どんな感じの仕事でもやりたいけど。
「さてと…飯を食いに行くか」
「(*'▽')」
やっと収入が入ったのなら、まずは飯だ。当初の目的だからな。せっかくならさっきの酒場にでも戻って食べようか。二席分のお代もあるし、ちゃんと支払わねば。
《カララン》
ドアのベルを鳴らし、俺と案内人はギルドを出た。
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「ふう…美味かった…こっちも飯ウマいのな」
「(*´▽`*)ふう…」
収入を得たので、さっきの所で飯を食べてきた。初めて食べる料理系で新感覚だった…商品名なんも読めんけど。あとすっごい変な目で見られる。頭顔文字と透けてる野郎だからか?
それに俺と同族を見かけない。稀有な種族なんだろうか。それとも俺が特異なのか。
「にしても今日はザ・ファンタジーみたいなやつが多い…昨日が少なかったのか」
そろそろファンタジーの醍醐味をエンジョイできそうでとても嬉しい。魔法使ったり戦ったりなんだからファンタジーっていうのは。来てから仕事とるとか金を稼ぐとかそういうみみっちいやつばかりだったので、流石に飽きてきたのだ。そろそろRPGしたい。
「今はどこ探してるんだ?」
「(・仕事道具・)」
「おぉ」
冒険者だからな…武器?!武器か?!リアルな武器が見れるのか?!
「( `ー´)ノあったぞ」
「マジ?ってすげえええ!!!鍛冶場だあぁぁ!!」
現代日本じゃまず見れないからなぁ中世の鍛冶場なんて!
古びた金床、煉瓦製の炉や道具がずらりと並んでいる。奥からも金づちの鉄を打つ音が響いている。ロマンがあふれてるとはこういうことを言うのかぁ…
「男のロマンだな」
「( ゜Д゜)男で括るなよ」
「武器の魅力はどんな姿でも男にとっては光り輝いてるんだよ」
武器はサビてても無骨でも男子ならだれでも手に取り振り回すようにできてる。男が戦士足る理由だな。
「さてと買うか。後金いくらあるんだっけ?」
「( ´・ω・)15万ぐらい…」
「まあまああるか。」
武器を買うならすこしこころもとない金額だろうか。ていうかあそこお代が5万ぐらいって普通に高いんじゃないか?うまいからぎり許せるが
恐らく例の税金とやらと、ここがあまり食べ物を作るのに適していないんだろう。人も設備も金がないから買えないし、輸入に頼ってるのか?
「30万…買える武器あるか?生活費含んで…大して良いもの買えないだろ」
『最悪また書けばいいけど…紙がもう少ない』
「………まあ一旦無視して買うか!仕事ならあるんだ!!」
「( ᐛ )だな!!」
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「おぉ…!!!!」
現代っ子だからか、昔のものはどうしても美しく感じる。武器ってやっぱ恰好良いなぁ…。
にしても種類が多い。短剣、双剣、長剣、カトラスにハルバード…なんなら大鎌とかハンマーもある。いつも思うけど鎌って絶対使いにくいだろ。刃が内側にある設計なのおかしいと思うんだ。
「さすがにこれ選ぶ奴は馬鹿だな」
選ぶならナイフとか短剣が一番合理的だな。俺は特性的に透過を頻繁に使うと思うし、軽めのほうが動きやすい。でもロマンなら両刃の長剣かなぁ…
「うーむ…なやむ…案内人は決めたか?」
『今は買わない』
「あ、そうなの?」
どうやら案内人は買わないらしい。
いや…うーん…どうしようかなぁ…やはり…
「悩むゥ…」
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「案内人なんで買わなかったんだ?」
『別の所でもう一つ買いたいものがあるから』
「ほへぇん」
まあなんでもいいけど。できればセンスのある武器であって欲しいが…。ていうか出費がかさみそうだがそもそも買う金もあるのか?
「(・君何選武器・)」
「……鎌」
「…(。´・ω・)n? 」
「鎌」
「……(。´・ω・)n? 」
「鎌だって」
『選ぶ奴は馬鹿だって言ってなかった?』
「…血迷っちゃった」
いやね、呼ぶ声が聞こえちゃったんですよ。鎌が俺を呼ぶ声が聞こえたんですよ。なんか選びたくなっちゃったんですよ。だって面白いじゃん!鎌って使いにくいけど使ってみたいって思ったこと全人類あるでしょ!全人類の願望じゃん!!
あとさ、鎌って言えば死神じゃん?死神って霊じゃん?俺霊じゃん?ほな鎌だよねって。
馬鹿じゃない!俺は馬鹿じゃない!違うんです!!
『微妙。意外性も大してないからセンスなし』
「泣くぞ」
ほら…拙者マイナー武器大好き侍なので…
あと言語は翻訳かけても意味わかんなくしてあります




