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迷宮竜と不思議な動物園

作者:かっぺとM田
最新エピソード掲載日:2026/06/09
かつて人類は、迷宮(ダンジョン)から得られる魔物資源によって繁栄していた。
魔物から作られる魔道具は文明を発展させ、人々は迷宮へ挑む者を冒険者と呼んだ。
――しかし今、その迷宮は滅びつつある。
10年前から各地の迷宮は次々と消滅し、残されたのは王都地下に存在する最後の迷宮《レガ・レイラ》のみ。
元冒険者のオニキスは、迷宮へ入る資格を失い、酒に溺れる日々を送っていた。
そんな彼の前に現れたのは、迷宮研究者の少女エスメラルダ。
「魔物の動物園を作りたいのですわ」
突飛な夢を語る彼女は、迷宮が滅びる原因を調べるため、生きた魔物を保護・観察する施設を作ろうとしていた。
最初は呆れながらも協力することになったオニキスだったが、最後の迷宮で1匹の奇妙な魔物と出会う。
ひっくり返って起き上がれなくなっていた、間抜けなカタツムリ。
誰にも価値を見出されなかった小さな魔物との出会いが、やがて迷宮の秘密へと繋がっていく。
これは滅びゆく最後の迷宮で、
元冒険者と研究者の少女、そして不思議な魔物たちが紡ぐ、
不思議な動物園ファンタジー。
迷宮の終わりに抗う物語が、始まる。
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