天統べる者
龍と人が生きる世界で、『龍使い』の隠れ里に冬月は生まれた。人間を襲い喰らう、天を舞う脅威・龍を御せる異能を持つのが、『龍使い』である。しかし、龍使いは男だけのはずなのに、異能を持って生まれた冬月は、実は『女』。とある事情から、自分の性別が『女』だとばれたら殺される、そんな状況で生きる冬月。必死に秘密を隠しながら、龍使いとしての修練を積んでいたが、なぜだかさらなる厄介ごとに巻き込まれてゆく。龍王がストーカーになるわ、国の騎士団が里の近くにやってくるわ、やってきた騎士団に自分たちが龍使いだとばれてしまうわ。幼馴染の阿星とともに、何とかピンチを切り抜けつつも、なんだかんだと国に追われる身になってしまう。そんな中、龍使いの里や龍の襲撃にも異変が起こっていた。冬月たちは旅をしながら、異変の真相に迫っていく。
※※※2024/6/9から、改稿を始めました。序章はほとんど同じですが、第一章以降の流れが大きく変わっております。※※※
※※※2024/6/9から、改稿を始めました。序章はほとんど同じですが、第一章以降の流れが大きく変わっております。※※※
序章 龍の一族
1,【ひと世 ふた馳せ みつ結び】
2015/10/24 01:19
(改)
2,『世界のどこかに存在する』
2024/06/09 17:19
3,『龍使いの異能は』
2024/06/09 17:30
(改)
4,『その象徴』
2024/06/10 13:00
5,『最後の太陽が沈み、』
2024/06/11 13:00
6,『雲よりも高い場所』
2024/06/12 13:00
7,『ざまぁみろよ、』
2024/06/13 13:00
第一章 華乱す風
1,【秘すことこそが我が運命】
2024/06/14 13:00
(改)
2,『その姿、』
2024/06/15 13:00
(改)
3,『いろんな意味で罪な男(Side阿星)』
2024/06/16 13:00
(改)
4,『その犯人は』
2024/06/17 13:00
5,『面倒な事態が重なりすぎた』
2024/06/18 13:00
6,『人間を歓迎していない森(Side世悧)』
2024/06/19 13:00
7,『彼らは正しく戦慄した』
2024/06/20 13:00
8,『温泉街・チェラ』
2024/06/21 13:00
9,『いったい今まで何を見て生きてきたのだろうか』
2024/06/22 13:00
10,『そして、何の前触れもなく、』
2024/06/23 13:00
11,『だからこれは、時間稼ぎだ』
2024/06/24 13:00
12,『音楽の街・ドロン』
2024/06/25 13:00
(改)
13,『無知は、きっとある意味幸福なのかもしれない』
2024/06/26 13:00
14,『どろりと澱んだ、(Side世悧)』
2024/06/27 13:00
15,『生き抜くために』
2024/06/28 13:00
16,『吐き気がするほどの無力と絶望(Side世悧)』
2024/06/29 13:00
17,『うらぎりもの』
2024/06/30 13:00
第二章 龍の巡る空
1,【願い伸ばした手の先に たとえすべてに欺かれようとも】
2024/07/01 13:00
2,『龍珠(Side世悧)』
2024/07/02 13:00
3,『龍使いの瞳』
2024/07/03 13:00
4,『交通の要衝・ヴィラック』
2024/07/04 13:00
5,『少年の持つ色彩』
2024/07/05 13:00
(改)
6,『王気』
2024/07/06 13:00
7,『それでも、彼が戻るというのなら、』
2024/07/07 13:00
8,『傭兵組合(Side阿星)』
2024/07/08 13:00
9,『何が運命だというのか』
2024/07/09 13:00
(改)
10,『何を選ぶかは、君次第だよ』
2024/07/10 13:00
11,『変わらない笑みと甘さを載せた表情で、』
2024/07/11 13:00
12,『国境の街・ガイゼン(Side阿星)』
2024/07/12 13:00
13,『なんのために?(Side阿星)』
2024/07/13 13:00
14,『弱音を吐く時期は、とっくの昔に終わっている』
2024/07/14 13:00
15,『質問にお答えしましょう』
2024/07/15 13:00
16,『本当に大事なもの(Side露空)』
2024/07/16 13:00
17,『別に、情けなくなんかないですよ?』
2024/07/17 13:00
18,『ひとではない力を持つ存在(Side庵哉)』
2024/07/18 13:00
19,『残酷さと紙一重であったとしても』
2024/07/19 13:00
第三章 誇り穿つ矜持
1,【性に諍い裏切りを隣に たとえ己が命を擲とうとも】
2024/07/20 13:00
2,『炎と同じ赤』
2024/07/21 13:00
3,『見えない線が引かれている』
2024/07/22 13:00
4,『ひとでも龍でもない何かによって、(Side世悧)』
2024/07/23 13:00
5,『大罪』
2024/07/24 13:00
(改)
6,『どれだけ愛をほざいても、』
2024/07/25 13:00
7,『緩く頭が侵されていくような感覚で、その笑みを見ていた(Side世悧)』
2024/07/26 13:00
8,『守り人の灯火』
2024/07/27 13:00
9,『帝都・ディセンパオ』
2024/07/28 13:00
10,『国ごと病んでいる(Side阿星)』
2024/07/29 13:00
11,『極上の笑みで囁いた(Side阿星)』
2024/07/30 13:00
12,『思い出せ。そして演じろ』
2024/07/31 13:00
13,『彼はひどく切実な目で、(Side世悧)』
2024/08/01 13:00
14,『無表情だった顔に笑みを刷いた』
2024/08/02 13:00
15,『選別の儀』
2024/08/03 13:00
16,『龍の鈎爪』
2024/08/04 13:00
第四章 箱庭の賢王
1,【愚者と誹られ 己が心も血に染むる】
2024/08/06 13:00
2,『牢獄に等しい場所だった』
2024/08/08 13:00
3,『タラスジェア帝国の皇室(Side阿星)』
2024/08/10 13:00
4,『知ってる(Side阿星)』
2024/08/12 13:00
5,『呪術の解除(Side阿星)』
2024/08/14 13:00
6,『ただの人間なのだということを、』
2024/08/16 13:00
7,『息が、止まった、気がした』
2024/08/18 13:00
8,『誰もが納得する『正解』なんて、どこにもないのだろうけれど』
2024/08/20 13:00
9,『恐怖と動揺、そして……悲嘆?(Side阿星)』
2024/08/22 13:00
(改)
10,『夢を見ていた』
2024/08/24 13:00
11,『ただ、助けを求められないだけなんだ(Side阿星)』
2024/08/26 13:00
12,『笑っていてほしい(Side世悧)』
2024/08/28 13:00
13,『この世界の何よりも、大切だった』
2024/08/30 13:00
14,『だから、そばにいる(Side阿星)』
2024/09/02 13:00
15,『『人』は、すぐ壊れる(Sideジェタ)』
2024/09/04 13:00
第五章 海鳴りに凍果つ
1,【あるいは夜叉と成る夢を 朱に染めるは嘆きたるか】
2024/09/06 13:00
(改)
2,『十人の少女たち』
2024/09/08 13:00
3,『タラスジェア帝国兵士(Side世悧)』
2024/09/10 13:00
4,『こう考えると(Side世悧)』
2024/09/12 13:00
(改)
5,『力を尽くすと約束する』
2024/09/14 13:00
6,『そして狂気を秘めている』
2024/09/16 13:00
7,『燃えるように輝いていた』
2024/09/20 13:00
(改)
8,『声は、自分で思っているよりも震えて、か細かった(Side阿星)』
2024/09/22 13:00
9,『どうしようもなく馬鹿なことをした、(Side郁)』
2024/09/24 13:00
10,『水の民の集落』
2024/09/26 13:00
11,『不審者』
2024/09/28 13:00
12,『それが、最低限、嘘をつかない約束』
2024/10/04 13:00
13,『王気と龍気(Side阿星)』
2024/10/06 13:00
14,『共鳴』
2024/10/08 13:00
15,『そんなこともわからない程の距離』
2024/10/10 13:00
16,『その行動は称賛にも尊敬にも値すると思うけど、』
2024/10/12 13:00
17,『そりゃ見たことあるよ!』
2024/10/16 13:00
18,『王たちの名前』
2024/10/20 13:00
19,『その瞬間、笑ったのは、誰だったろう(Side駆麻)』
2024/10/22 13:00
(改)
20,『それは、枷が外れる音だった』
2024/10/26 13:00
21,『紅』
2024/11/02 13:00
22,『その綺羅らかな血色を』
2024/11/04 13:00
23,『『終わり』はそんなに恐ろしい?(Side世悧)』
2024/11/10 13:00
24,『理解できないよね?』
2024/11/12 13:00
(改)
25,『そこまで落ちぶれたものになりたくない』
2024/11/14 13:00
26,『そんなお揃いはいらないんだが?』
2024/11/18 13:00