天統べる者
龍と人が生きる世界で、『龍使い』の隠れ里に冬月は生まれた。人間を襲い喰らう、天を舞う脅威・龍を御せる異能を持つのが、『龍使い』である。しかし、龍使いは男だけのはずなのに、異能を持って生まれた冬月は、実は『女』。とある事情から、自分の性別が『女』だとばれたら殺される、そんな状況で生きる冬月。必死に秘密を隠しながら、龍使いとしての修練を積んでいたが、なぜだかさらなる厄介ごとに巻き込まれてゆく。龍王がストーカーになるわ、国の騎士団が里の近くにやってくるわ、やってきた騎士団に自分たちが龍使いだとばれてしまうわ。幼馴染の阿星とともに、何とかピンチを切り抜けつつも、なんだかんだと国に追われる身になってしまう。そんな中、龍使いの里や龍の襲撃にも異変が起こっていた。冬月たちは旅をしながら、異変の真相に迫っていく。
※※※2024/6/9から、改稿を始めました。序章はほとんど同じですが、第一章以降の流れが大きく変わっております。※※※
※※※2024/6/9から、改稿を始めました。序章はほとんど同じですが、第一章以降の流れが大きく変わっております。※※※
27,『火焔の陣』
2024/11/20 13:00
(改)
28,『頼りない、すがるような声で、(Side阿星)』
2024/11/24 13:00
29,『『世界を滅ぼす可能性』ってのがあったとしても、』
2024/11/28 13:00
30,『彼の恩人(Side世悧)』
2024/11/30 13:00
31,『雑多なそれらの』
2024/12/02 13:00
第六章 焔負う
1,【請うことこそが我が運命】
2024/12/04 13:00
2,『美食の街・ララネ』
2024/12/10 13:00
(改)
3,『そういうことにしておこう(Side世悧)』
2024/12/14 13:00
4,『基本的にその他のことは、全てどうでもいいからね!』
2024/12/22 13:00
5,『信用に値するかしないかで言えば、』
2024/12/24 13:00
6,『その後のオッチェンジェスタ国』
2024/12/28 13:00
7,『何の未練もない別れ、に、なるはずだった(Side世悧)』
2025/01/12 13:00
8,『無限の信頼』
2025/01/14 13:00
9,『甘っちょろい理想』
2025/01/16 13:00
10,『八百年の不変(Sideジェタ)』
2025/01/18 13:00
(改)
11,『ほかに答えを持っていなくて、』
2025/01/20 13:00
12,『どうして、今、この時だったのだろう(Side阿星)』
2025/01/22 13:00
13,『かつてどこかで』
2025/01/28 13:00
14,『きみを殺してしまわぬように。』
2025/01/30 13:00
15,『ひどく綺麗に、彼は微笑った(Side阿星)』
2025/02/04 13:00
16,『その『選択』をさせないように(Side阿星)』
2025/02/08 13:00
17,『そんな気がしてならなかった(Side世悧)』
2025/02/14 13:00
18,『不意を突かれて(Side世悧)』
2025/02/16 13:00
19,『数え上げれば、(Side阿星)』
2025/02/20 13:00
20,『ひどく幸せそうに笑って魅せた』
2025/02/24 13:00
21,『それは、誰の意図だ(Side阿星)』
2025/02/26 13:00
22,『抜けるような初夏の蒼穹に、紅い紅い華が散った。』
2025/02/28 13:00
23,『純粋なまでの『悲哀』』
2025/03/02 13:00
第七章 セカイガコワレタヒ
1,【許すは彼方の向こう側 驕る己を見つめようとも】
2025/03/08 13:00
2,『妙なほどに冷静に、これまでのことを思い返す自分がいる(Side阿星)』
2025/03/10 13:00
3,『大体自業自得(Side世悧)』
2025/03/22 13:00
4,『……最悪だ』
2025/03/24 13:00
5,『零れ落ちてしまいそうなほど』
2025/03/26 13:00
6,『……それでも、捨てきれないのだ。(Side東海)』
2025/03/28 13:00
7,『疑問なのだろう?(Side庵哉)』
2025/04/06 13:00
8,『認めたいわけではない。認めざるを得ないだけで。(Sideジーク)』
2025/04/08 13:00
9,『でも、現実は』
2025/04/10 13:00
10,『爛々と闇に輝いている(Side羽異)』
2025/04/12 13:00
11,『死に物狂いで手を伸ばしてでも、(Side世悧)』
2025/04/14 13:00
12,『闇に堕ちる』
2025/04/16 13:00
13,『そんなことの、ために?』
2025/04/22 13:00
14,『白の世界』
2025/04/24 13:00
15,『耳元で唸る風は、』
2025/04/26 13:00
16,『痛みさえも、残る気がする。(Side羽異)』
2025/04/28 13:00
17,『嘗て、約した。』
2025/04/30 13:00
第八章 騙り人の虚言は
1,【韜晦の果てに見るは幻 回顧し己が心に還り起てども】
2025/05/06 13:00
2,『……つい、(Side阿星)』
2025/05/08 13:00
3,『他意はなかった。(Side阿星)』
2025/05/10 13:00
4,『帝都・ホノロアティス』
2025/05/12 13:00
5,『えっ?』
2025/05/14 13:00
6,『図太い。(Side阿星)』
2025/05/16 13:00
7,『まさかの』
2025/05/18 13:00
8,『まさに『鏡』に違いない(Side世悧)』
2025/05/20 13:00
9,『紆余曲折を経て、』
2025/05/22 13:00
10,『インデージア帝国皇室』
2025/05/24 13:00
11,『騙り人(Side世悧)』
2025/05/26 13:00
12,『無難にやり過ごして、帰りたい』
2025/05/28 13:00
13,『自由すぎる』
2025/05/30 13:00
(改)
14,『歴史の傍観者(Side絽凪)』
2025/06/02 13:00
15,『葛藤が透けて見える声だった』
2025/06/04 13:00
16,『推し量るような視線が』
2025/06/06 13:00
17,『結果として、』
2025/06/16 13:00
18,『平穏は瞬く間に(Side世悧)』
2025/06/18 13:00
第九章 昔話をしましょう
1,【牙むく鬼も 現世界の泡沫たるか】
2025/06/24 13:00
2,『桃色真珠の瞳』
2025/06/26 13:00
3,『男神の楔』
2025/06/28 13:00
4,『驚愕(Side世悧)』
2025/06/30 13:00
5,『最初から(Side世悧)』
2025/07/06 13:00
6,『異形(Side世悧)』
2025/07/10 13:00
7,『中空に浮かぶその姿を、(Side阿星)』
2025/07/14 13:00
8,『……なんだかとても、無性に。(Side阿星)』
2025/07/20 13:00
9,『あっけないくらい簡単に(Side麗々)』
2025/07/22 13:00
10,『手を伸ばすことすらできない』
2025/07/26 13:00
11,『もう迷いはない(Side世悧)』
2025/07/28 13:00
(改)
12,『昔話だよ』
2025/08/02 13:00
13,『記憶の宝珠(Side阿星)』
2025/08/04 13:00
14,『呪われた地龍』
2025/08/08 13:00
15,『それこそが、』
2025/08/10 13:00
16,『優秀な情報源(Side庵哉)』
2025/08/18 13:00
17,『狂人の理論(Side庵哉)』
2025/08/20 13:00
18,『それは人間の感覚である』
2025/08/22 13:00
19,『結末を決めるのは』
2025/08/24 13:00
第十章 嵐華舞う
1,【ゆえに虚も真実成るなら 祈り捧げん】
2025/08/26 13:00
2,『沈黙する。』
2025/08/28 13:00