表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

ルミビア

作者:朝裏 刻
最新エピソード掲載日:2026/07/08
その日も雨だった。
そして昨日も、雨だった。

少年バンプの最新刊を買うために、本屋へ向かう男がいる。
何気ない日常の繰り返しの中で、彼は同じ時間に同じ場所へ通い続けていた。

しかしその本屋には、名前がない。
あるいは、誰にも正確に読めない。

そこは「〇〇堂」と呼ばれている。
現実のようでいて、どこか時間の感覚がずれている場所。

店の奥では、場違いな音楽が流れ、店主はまるで彼を待っていたかのように本を差し出す。
注文していないはずの“いつものもの”。

一方で彼は、もうひとつの場所にも接続しようとしていた。
匿名の掲示板「ウフー」。
そこに、何かを書き残そうとしては消してしまう。

本屋と掲示板。
二つの場所を行き来するうちに、彼は少しずつ“ずれ”に触れていく。

これは、日常の中に紛れ込んだ、名前のない違和感の記録である。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ