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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

悪役令嬢は、断罪の日にだけ微笑む

作者:七七街
最終エピソード掲載日:2026/06/12
 公爵令嬢リリアナ・ヴァレンシュタインは、卒業舞踏会の夜、王太子から婚約破棄を告げられる。

 罪状は、聖女ミリアへの嫌がらせ。
 ドレスを裂き、階段から突き落とし、部屋に忍び込み、禁じられた地下礼拝堂に足を踏み入れたこと。

 誰もが、彼女を悪女だと責めた。
 王太子は正義を語り、聖女は涙を流し、民衆は悪役令嬢の破滅を望んだ。

 けれどリリアナは、言い訳をしない。

「ええ。すべて、わたくしがやりましたわ」

 そうして彼女は、処刑台へ送られる。

 逆転も、救出も、ざまぁもない。
 悪役令嬢は、第一話で死ぬ。

 ――だが、本当にそれで終わりなのか。

 聖女はなぜ、誰からも疑われないのか。
 リリアナはなぜ、最後まで弁明しなかったのか。
 そして彼女が死の直前に遺した、奇妙な一言の意味とは。

 これは、断罪された悪役令嬢が敗北する物語。
 あるいは、誰にも英雄と呼ばれなかった女が、たった一度だけ国を救った物語。

 テンプレの婚約破棄に飽きた方へ。
 悪役令嬢は、死んでからが本番です。
1話
2026/06/10 21:38
2話
2026/06/11 18:00
3話
2026/06/12 18:00
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