表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

リリ・マルレーン 〜Lili Marleen

作者:はまゆう
最新エピソード掲載日:2026/05/01
時は第二次世界大戦末期。場所は北アフリカ、トリポリ。

ドイツ国防軍のハルトマン中尉は、連合軍の進撃が迫る中、ラジオ放送局の撤退準備を命じられる。ある夜、彼は放送局のスタジオで一人の女性が「リリ・マルレーン」を歌うのを目撃する。彼女の名はハンナ・ローゼンタール——ハイファ出身のユダヤ人でありながら、ドイツ軍放送局のアナウンサーとして働いていた。

「あなたはなぜ私を気にかけるの? 私はユダヤ人よ」
「私はただ、一人の人間を気にかけているだけだ」

カーキ色の軍服と、砂漠の風に揺れる栗色の髪。星だけが輝く深夜の屋上で、二人は戦争のことを語らない。故郷のこと、家族のこと、そしてあの歌の本当の意味について。

しかし時は限られている。撤退まであとわずか。連合軍の砲撃は日に日に近づき、ハンナがユダヤ人であるという事実は、ドイツ軍将校との親交を許さない——。

戦時下のトリポリを舞台に、『リリ・マルレーン』に込められた希望と哀しみ、そして一瞬の灯火のように輝く人間の絆を描く歴史恋愛小説。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ