【連作短編】初雪の歌劇場、今夜の見せ場は客席です
初雪の降る夜、王立歌劇場で新作歌劇の初日の幕が開きました。二階の隣り合う三つの桟敷に座っていたのは、「病弱な妻」と社交界で言いふらされてきた伯爵家の跡取り娘、「この歌劇の作者こそ運命の人だ」と王太子に婚約破棄を告げられる侯爵令嬢、義妹に「母の形見の首飾りを盗んだ」と叫ばれる子爵令嬢。
同じ夜、同じ劇場、三人のあいだを行き来する一つのオペラグラス。
同じ夜、同じ劇場、三人のあいだを行き来する一つのオペラグラス。
「この歌劇の作者こそ、僕の運命の人だ」と婚約破棄されましたが、作者は私です
「僕は今夜、クラリス・ヴァレンヌとの婚約を破棄する! そして紹介しよう。この歌劇の作者こそ、僕の運命の人だ」
新作歌劇の初日、カーテンコールの最中に、王家の桟敷で王太子殿下が叫んだ。
隣で手を振る男//
掲載日:2026年 10月 17日
最終更新日:
2026年 10月 17日
キーワード:
婚約破棄
ざまぁ
王太子
自業自得
女主人公
西洋
ハッピーエンド
コメディ
「お姉様が私の首飾りを盗んだの!」と義妹が叫んだのは、お母様の肖像画の真下でした
「お姉様が私の首飾りを盗んだの!」
歌劇場の大ロビーで、義妹が泣き叫んだ。
継母と義妹に何もかも取られてきた私が、今夜だけ着けてきた母の形見。
義妹が「北の熊なんて絶対いやーっ!」と押し付けた婚約//
掲載日:2026年 10月 17日
最終更新日:
2026年 10月 17日
キーワード:
義妹
継母
ざまぁ
冤罪
辺境伯
女主人公
西洋
ハッピーエンド
「病弱な妻は屋敷から出られない」と言いふらしていた旦那様へ。三年前から、向かいの桟敷におりますわ
「妻は病弱でね。屋敷から一歩も出られないんだ」
夫はそう言いふらして、三年間、愛人を連れて歌劇場に通った。
入り婿のくせに。
今夜は新作歌劇の初日。
夫は幕間の大ロビーで証人の署名を集めて、病弱な//
掲載日:2026年 10月 17日
最終更新日:
2026年 10月 17日
キーワード:
離縁
ざまぁ
自業自得
浮気
愛人
女主人公
西洋
ハッピーエンド