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【連作短編】初雪の歌劇場、今夜の見せ場は客席です

「この歌劇の作者こそ、僕の運命の人だ」と婚約破棄されましたが、作者は私です

作者: ま
掲載日:2026/10/17



『今夜は別の方をお連れする。君は一人で来るように。 エドモン』



開演の三十分前。王立歌劇場の左四番の桟敷で、私は殿下からの手紙を三回読み直した。


三回読んでも文字は変わらない。

ここに来る前、劇場の前で馬車を降りた時には、ちょうど初雪がちらつき始めていた。

婚約者の王太子殿下は今夜、私ではない別の令嬢を連れて、中央奥の王家の桟敷に座るおつもりらしい。


(ト書き:令嬢、手紙を握りつぶしかけて、やめる。もったいない、上等な紙だから)


違う違う、そういう問題じゃない。

問題はそこじゃないのよ、クラリス。



「お嬢様、大丈夫ですか? お顔が真っ青……」


「だ、大丈夫よ、アンナ。顔色なんていつもこうじゃない?」


「いつもは真っ赤です」


「……そ、そうだったかしら?」



侍女のアンナが心配そうに覗き込んでくる。

大丈夫ではなかった。

でも、原因は殿下の手紙ではない。


今夜は新作歌劇『白薔薇の誓い』の初日。

台本の作者は覆面作家の「小夜啼鳥」。その正体を知る人間は、劇場の支配人と作曲家のラファエル・オルランさんしかいない。


そして小夜啼鳥とは、この私のことである。


二年前、書きためた台本を偽名で劇場に送ったら、返事をくれたのが作曲家のラファエルさんだった。

以来、私たちは手紙で歌劇を作ってきた。稽古には写譜係のふりをして、こっそり紛れ込んでいる。


無理。

自分で考えても無理。想像しただけで逃げ出したい。




◇




殿下は小夜啼鳥の熱心な崇拝者である。



「小夜啼鳥の台詞は魂を揺さぶる! きっと情熱的で、華やかで、美しい女性に違いない。……君のように本ばかり読んでいる地味な女とは違ってね、クラリス」



婚約してからの二年間で、この台詞を十回は聞かされた。

そのたびに私は扇の陰で俯いて、心の中で床を転げ回っていた。


言えばよかったのかもしれない。

それ、私です、と。


無理無理無理。

目の前で自分の台詞を朗読されて、「魂を揺さぶる」なんて言われている時に名乗り出たら、恥ずかしさで本当に魂が抜ける。


名乗り出なかった理由は、もう一つある。

殿下が絶賛しているのは「小夜啼鳥」であって、私ではない。


私が名乗ったら、殿下はきっと落胆した顔をするだろう。

その顔を見るのが、何より怖かった。


そして先週、殿下は頬を上気させて言った。



「小夜啼鳥の正体が分かったぞ! ドラン男爵家のミレイユ嬢だ。彼女が台本の一節を暗唱してくれたんだ。一言一句、そのままだった!」



一言一句そのまま?

そんなはずがない。


ひと月前、劇場の写字室から旧い台本の写しが一冊消えた。

支配人さんは「探しておきます」と言ったきり、その件には触れない。


その写しの結末は悲劇だ。白薔薇姫が婚礼の場で、白薔薇を胸に抱いて息絶える。

そして初日の前夜――つまり昨夜、私はその結末を書き直したのだ。


理由は自分でもうまく説明できない。

稽古の最後の通しを客席の隅で見ているうちに、なぜだか急に、無性に腹が立ってきたのだ。

自分を見てもくれない王子のために、どうしてこの姫が死ななければならないの?


夜中に写譜室に駆け込むと、ラファエルさんは楽譜の山に埋もれて眠っていた。

新しい結末を差し出すと彼は寝ぼけ眼で三回読み、にやりと口の端を上げた。



「へえ……いいね。こっちの方が君らしいよ」


「ら、らしいって……」


「朝までに音楽を直すよ。君は寝なさい、小夜啼鳥さん」



寝られるわけがなかった。




◇




開演の十分前、中央奥の王家の桟敷に殿下が現れた。

その腕には桃色のドレスの小柄な令嬢。

客席がざわついて、何十もの視線が私の左四番に集まってくる。


(ト書き:令嬢、手すりの陰に沈む。限界まで沈む)



「お嬢様、沈みすぎですってば」


「放っておいて……」



ベルが鳴って灯りが落ちると、ようやく息ができた。

暗闇って素晴らしい。誰にも顔を見られない。


オーケストラ・ピットの指揮台に、黒髪を後ろで束ねたラファエルさんが立つ。

序曲が始まる。昨夜彼が書き直した最後の和音が、ちゃんと序曲の中にも仕込まれていた。


私は白い貝の柄の、螺鈿のオペラグラスを取り出した。

舞台を見るためではない。客席を見るためだ。

自分の書いた台詞で誰が笑い、誰が涙ぐむのか。初日はそれが全部見える。


あ、平土間のおじさまが肩を揺らしている。

二列目の奥様は、庭師が姫の手袋を拾う場面でハンカチを取り出してくださった。


嬉しい。

嬉しすぎて頭が沸騰しそう!


ふと気づくと、隣の左三番の黒いヴェールの女性が向かいの桟敷の方に目を細めていた。

いつも後ろの暗がりに座っている、静かな方だ。

初日には必ずいらっしゃるので、私は勝手に「常連の幽霊様」と呼んでいる。本人には絶対に言えないけれど。



「あの……よ、よろしければ、お使いになりますか……?」



仕切り板越しにオペラグラスを差し出すと、ヴェールの方は少し驚いたようだった。



「まあ。よろしいの?」


「は、はいっ。わ、わたくし、舞台はもう、その……覚えてますから……っ」



言ってから青くなる。

初日なのに「覚えている」って、どう考えてもおかしい。

ばれた? いや、ばれてない。ばれてないはず。


ヴェールの方は借りたオペラグラスで、真向かいの右三番の桟敷を身じろぎもせずに凝視していた。

右三番では紫のドレスの女性が殿方の肩に扇を置いている。


(ト書き:ヴェールの女、向かいの桟敷を見つめる。復讐か。恋か。それとも――)


だめだ、職業病が出ている。


第一幕が終わって客席が明るくなると、オペラグラスが仕切り越しに返ってきた。



「助かりましたわ。……本当に」


「い、いえっ! お役に立てたなら、その、よかったです……」



両手で受け取る。

ヴェールの奥の声が、かすかに震えていた気がする。




◇




第一の幕間、私は二階回廊に出た。

大ロビーを見下ろす手すりの陰こそ、客の感想を盗み聞きするのに最適な場所なのだ。



「第一幕、よかったわね!」


「庭師の歌、もう一回聴きたいなあ!」



ありがとうございます、ありがとうございます。

私は手すりにしがみついて、声を出さずに悶えた。

今なら天に召されても悔いはない。いや、まだ第三幕がある。召されている場合じゃない。


その時、下のロビーが急に静かになった。

大階段を黒いヴェールの女性が降りていく。灰青のドレス。さっきの左三番の方だ。


人の輪の真ん中で朗らかだった殿方の声が裏返った。

ヴェールが上がる。

切れ切れに声が聞こえる。病弱、とか、三年、とか。支配人さんが大きな帳面を抱えて駆けつけ、白髪のおじいさまが頁をめくり、ロビーがざわめいて、また静まり返る。


何が起きているのか、ここからでは全然分からない。

分からないのに、目が離せない。


紫のドレスの女性が何か叫んで正面玄関から出ていった。

冗談じゃないわ、という声だけが吹き抜けを上ってくる。


気がつくと、私は手帳を開いていた。


(ト書き:女、ヴェールを上げる。一言で、ロビーの空気が変わる)


……書けない。

これは私には書けない。本物だから。


ヴェールの方は、ロビーの真ん中にまっすぐ立っていた。

あんなふうに立てたらいいのに。

いつか私にも、できるのかしら?




◇




第二幕の途中、今度は右隣の左五番の令嬢が目を細めていた。

空色のドレスに銀色がかった金髪の綺麗な方で、隣には見上げるほど大きな黒い服の殿方が座っている。



「あ、あの……よ、よろしければ……?」


「まあ、いいんですの? ありがとうございます!」



空色の方は嬉しそうに舞台を覗き、次の瞬間――隣の殿方にオペラグラスを向けた。



「……何をしている」


「い、いえっ! 何も!」



(ト書き:令嬢、オペラグラスを恋人に向ける)

それ、舞台を見る道具です……。

でも気持ちは痛いほど分かる。私だって今夜は指揮台ばかり見ているのだから。


第二幕が終わって、オペラグラスが戻ってきた。



「ありがとう! すっごくよく見えたわ」


「そ、それは……よかったです……」



今夜のこのオペラグラスは大忙しだ。




◇




第二の幕間。桟敷の扉を叩いたのは楽団の使い走りの少年だった。



「ヴァレンヌ様、オルラン先生がお呼びです! 急いで、舞台裏に!」



少年に手首をつかまれ、ドレスの裾をからげて大階段を駆け降りる羽目になった。

呼び出し? 今? まさか、何かまずいことでも?

踊り場に差しかかった時、甲高い声が吹き抜けに響いた。



「お姉様が私の首飾りを盗んだの!」



振り向くと、さっきの空色の令嬢が黄色いドレスの娘に指をさされている。

周りにみるみる人が集まってくる。



「ま、待って、あの方は、そんな……」


「ヴァレンヌ様、急いでってば!」



袖を引っ張られて、私はそのまま人垣の外に押し出された。

振り返った時、空色の令嬢の隣で大きな殿方が一歩前に出るのが見えた。


あの人がいるなら、大丈夫……だよね?

そう思うことにして、私は舞台裏への扉をくぐった。




◇




舞台裏の狭い廊下で、ラファエルさんが一枚の紙を差し出した。

その手には指揮棒が握られていた。



「さっき支配人のところに届いたんだ。ほら、王家の封蝋つき」


『終演後、作者として、男爵令嬢ミレイユ・ドランを舞台に紹介せよ。 王太子エドモン』


「…………」


「支配人は『作者の判断に任せる』って。……どうする、クラリス?」



どうする、って。

名乗り出る? この劇場の、千人のお客様の前で?


無理。

無理無理無理無理。



「わ、わたくしは……何も、しなくていいです」


「うん」


「だって、ミレイユ様が持っているのは、旧い台本でしょう? 今夜の結末は……」


「昨夜、君が書き直したからね」



ラファエルさんは悪戯っぽく目を細めた。



「なら、結末が全部言ってくれる。君は袖で見ていればいい。支配人はカーテンコールで『作者をご紹介します』とだけ言うそうだよ。出るか出ないかは、その時の君が決めればいい」


「そ、その時の、わたくし……」


「それと、あとで話がある。終わったら逃げないでくれよ」


「は、話……?」


「おっと、第三幕だ。行ってくる!」



彼は指揮棒を振って、ピットに降りていった。

話って何?

今それを言う!?




◇




第三幕は、舞台の袖から見届けることにした。


白薔薇姫が婚礼の場に立つ。

王子が別の姫の手を取り、白薔薇姫を振り返りもしない。

旧い結末なら、ここで姫は胸の白薔薇を握りしめて倒れる。


だが今夜の姫はドレスの裾を自分で持ち上げ、王子に宣言する。



『散るのはお断りよ』



客席が一瞬、息を呑んだ。

次いで誰かが小さく噴き出し、拍手が起き始める。

姫は城の門を出て、待っていた庭師の手を取り、最後の歌を歌った。



『私は、私の庭で咲きます』



ラファエルさんの、昨夜直したばかりの和音が鳴る。

幕が下りる。


拍手が来た。

波のように劇場の天井まで。


袖の暗がりで、私は両手で口を押さえていた。

頬が濡れているのに口元が緩む。こんな顔、誰にも見せられない。


ふと王家の桟敷を見上げる。

殿下とミレイユ様は第三幕の間中、葡萄酒の杯を片手に何か喋っていた。

今になって、拍手に驚いたように舞台を見ている。


見ていなかったんだ。

殿下は小夜啼鳥の新作の結末を、見ていなかった。

寂しい? いいえ。むしろ肩の荷が下りた気分だ。




◇




カーテンコール。

歌手たちが並んで頭を下げ、ラファエルさんもピットから舞台に上がる。

灰色の燕尾服の支配人さんが中央に進み出て、口を開きかけた、その時。



「皆、聞いてくれ!」



王家の桟敷で、殿下が立ち上がった。



「僕は今夜、クラリス・ヴァレンヌとの婚約を破棄する! そして紹介しよう。この歌劇の作者こそ、僕の運命の人だ。小夜啼鳥とは――ミレイユ・ドラン嬢だ!」



客席がどよめいた。

左四番の空席に何百もの視線が集中する。私はそこにいない。袖にいる。

桟敷にいなくて本当によかった!


ミレイユ様が桃色のドレスで手すりに身を乗り出し、両手を振った。



「皆様、ありがとう! 私ね、結末の台詞が一番好きなの。だって、私が書いたんですもの。ねえ、殿下?」



そして、うっとりと暗唱を始めた。



「『散る花は、二度と咲かないの。だから、愛しいあなた、私を覚えていて』……」



劇場が静まり返った。


一秒。

二秒。


平土間の真ん中で、誰かがぼそりと言った。



「……散ってないけど?」


「姫、生きて庭に帰ったよな?」


「というか、さっき『散るのはお断りよ』って……」



くすくすという忍び笑いが平土間から桟敷へ、桟敷から天井桟敷へ伝染していく。

ミレイユ様の笑顔が固まった。



「え? だって、姫は最後に死ぬのよ? 台本に、そう……」


「恐れながら、殿下」



舞台の中央で、支配人さんが穏やかに口を開いた。



「今夜の結末は、昨夜、作者が書き直したものでございます。旧い結末をご存じなのは、ひと月前に写字室から消えた写しをお読みになった方だけかと」



知っていたんだ、支配人さん。誰が写しを持ち出したのか。


殿下の首が、ぎぎぎ、と音がしそうな動きでミレイユ様の方を向く。

ミレイユ様は扇で顔を隠した。


支配人さんが袖の方に向き直る。



「では改めまして……作者をご紹介いたします」



ラファエルさんが袖の暗がりの私に手を差し出した。

でも、引っ張りはしない。

ただ待っている。


動いて、私の足。

逃げたい。袖の暗がりに溶けて、緞帳の染みになりたい。


千人の目。眩しい灯り。見られている、と考えるだけで息が浅くなる。

今ここで出ていったら、きっと一生、恥ずかしさで思い出すたびに枕に顔を埋めることになる。


でも。

白薔薇姫は自分で裾を持ち上げて門を出た。

その場面を書いたのはほかでもない私自身なのに、ここで逃げてどうするの?


(ト書き:令嬢、袖から出る)


私は自分の足で舞台に出た。



「あ、あの……『白薔薇の誓い』を書きました。小夜啼鳥です……っ」



声が裏返った。最悪!

それでも最後まで言えた!


一拍おいて、劇場が揺れるほどの拍手と歓声が湧き起こった。

天井桟敷の学生たちが足を踏み鳴らしている。


そして王家の桟敷では、殿下の声が裏返った。



「な……なんだと!?」



殿下が手すりにしがみついて、私を見ている。

二年間で一番まっすぐに。



「ク、クラリス……!? 君が、小夜啼鳥……!? な、なぜ言わなかった! いや、待て、婚約の破棄は撤回する! 今のは――」



不思議なことに、もう怖くない。

落胆した顔を見るのが怖かったはずなのに、殿下の顔は全然がっかりしていなかった。むしろ目を輝かせている。

それが何だか可笑しくて、そして今さらで、私は自分でも驚くほど冷静だった。


私は舞台の真ん中で、白薔薇姫と同じように裾を持ち上げた。



「いいえ、殿下。婚約破棄、謹んでお受けいたします。……わたくしは、わたくしの庭で咲きますので」



平土間がどっと沸いた。

いつの間にか左三番の最前列に移ったあの方が、ヴェールを外して、誰よりも大きく手を叩いていた。




◇




二階回廊に出ると、端のガラス扉の外は一面の雪だった。

私はまだ膝が震えていて、手すりにもたれていた。

本当に言ったの? 私が? 千人の前で? 夢じゃない?



「逃げなかったね」



ラファエルさんが隣に来た。

燕尾服の襟が汗でよれている。



「に、逃げる元気も残っていません……殿下は?」


「国王陛下に宛てて、支配人が今夜のうちに手紙を書くってさ。写字室から写しを持ち出した経緯も一緒にね。ミレイユ嬢は、もう帰ったよ。扇で顔を隠したまま」


「……そう、ですか」


「それはそれとして。……二年間、手紙の最後にいつも書けなかった言葉がある」


「え」


「君は王太子の婚約者だったから。でも、もう違う」



彼は照れくさそうに指揮棒で自分の頭をかいた。



「好きだよ、クラリス。小夜啼鳥じゃなくて、君が」



(ト書き:令嬢、気絶寸前)

……ト書きで逃げるな、私。


どうしよう。今の、聞き間違いじゃないわよね?

返事をしなくちゃ。台詞なら何百行も書いてきたのに、自分の台詞が一行も出てこない。



「わ、わたくしも……その……す、す……」


「うん」


「…………好き、です」



ラファエルさんの顔が、子どもみたいにくしゃっと崩れた。

胸の中で花火と雷が同時に鳴っていて、心臓がもう持ちそうにない。


その時、回廊の端のガラス扉が開いて、冷たい風と一緒に誰かが入ってきた。

空色のドレスの令嬢と大きな黒い服の殿方で、二人とも肩に雪を乗せている。露台にでも出ていたのかしら。この雪の中を?

令嬢の胸元で三日月の首飾りがきらりと光った。



「あっ、オペラグラスの! さっきはありがとう!」



令嬢は私と隣のラファエルさんを見比べて、ぱっと顔を輝かせた。



「……やっぱり! 指揮者さんだったのね! よかったぁ!」


「え、え?」



何が「やっぱり」なのか私には全然分からないうちに、二人は仲良く手をつないで大階段を降りていってしまった。

首飾りの令嬢の笑顔には、一点の曇りもない。

ああ、あの人も大丈夫だったんだ。


手の中のオペラグラスを見下ろす。

今夜これを貸した二人は、どちらも晴れやかな顔をしていた。

私も、そうなれたのかしら?



「次の作品は?」



ラファエルさんが聞いた。

私は手帳を開いた。ヴェールを上げる女性と、首飾りの令嬢の走り書き。


まだ誰にも見せられない。

でもいつか必ず書こう。

今度は覆面ではなく、クラリス・ヴァレンヌの名前で。




【連作短編】同じ夜、同じ劇場、三人のあいだを行き来する一つのオペラグラス。

https://ncode.syosetu.com/n0562mx/

https://ncode.syosetu.com/n0563mx/


【番外編】「劇場の決まり」(支配人テオドール視点。劇場の内側から見た同じ一夜)

https://note.com/wise_turtle184/n/n477339e2c5ae?app_launch=false

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