「この歌劇の作者こそ、僕の運命の人だ」と婚約破棄されましたが、作者は私です
『今夜は別の方をお連れする。君は一人で来るように。 エドモン』
開演の三十分前。王立歌劇場の左四番の桟敷で、私は殿下からの手紙を三回読み直した。
三回読んでも文字は変わらない。
ここに来る前、劇場の前で馬車を降りた時には、ちょうど初雪がちらつき始めていた。
婚約者の王太子殿下は今夜、私ではない別の令嬢を連れて、中央奥の王家の桟敷に座るおつもりらしい。
(ト書き:令嬢、手紙を握りつぶしかけて、やめる。もったいない、上等な紙だから)
違う違う、そういう問題じゃない。
問題はそこじゃないのよ、クラリス。
「お嬢様、大丈夫ですか? お顔が真っ青……」
「だ、大丈夫よ、アンナ。顔色なんていつもこうじゃない?」
「いつもは真っ赤です」
「……そ、そうだったかしら?」
侍女のアンナが心配そうに覗き込んでくる。
大丈夫ではなかった。
でも、原因は殿下の手紙ではない。
今夜は新作歌劇『白薔薇の誓い』の初日。
台本の作者は覆面作家の「小夜啼鳥」。その正体を知る人間は、劇場の支配人と作曲家のラファエル・オルランさんしかいない。
そして小夜啼鳥とは、この私のことである。
二年前、書きためた台本を偽名で劇場に送ったら、返事をくれたのが作曲家のラファエルさんだった。
以来、私たちは手紙で歌劇を作ってきた。稽古には写譜係のふりをして、こっそり紛れ込んでいる。
無理。
自分で考えても無理。想像しただけで逃げ出したい。
◇
殿下は小夜啼鳥の熱心な崇拝者である。
「小夜啼鳥の台詞は魂を揺さぶる! きっと情熱的で、華やかで、美しい女性に違いない。……君のように本ばかり読んでいる地味な女とは違ってね、クラリス」
婚約してからの二年間で、この台詞を十回は聞かされた。
そのたびに私は扇の陰で俯いて、心の中で床を転げ回っていた。
言えばよかったのかもしれない。
それ、私です、と。
無理無理無理。
目の前で自分の台詞を朗読されて、「魂を揺さぶる」なんて言われている時に名乗り出たら、恥ずかしさで本当に魂が抜ける。
名乗り出なかった理由は、もう一つある。
殿下が絶賛しているのは「小夜啼鳥」であって、私ではない。
私が名乗ったら、殿下はきっと落胆した顔をするだろう。
その顔を見るのが、何より怖かった。
そして先週、殿下は頬を上気させて言った。
「小夜啼鳥の正体が分かったぞ! ドラン男爵家のミレイユ嬢だ。彼女が台本の一節を暗唱してくれたんだ。一言一句、そのままだった!」
一言一句そのまま?
そんなはずがない。
ひと月前、劇場の写字室から旧い台本の写しが一冊消えた。
支配人さんは「探しておきます」と言ったきり、その件には触れない。
その写しの結末は悲劇だ。白薔薇姫が婚礼の場で、白薔薇を胸に抱いて息絶える。
そして初日の前夜――つまり昨夜、私はその結末を書き直したのだ。
理由は自分でもうまく説明できない。
稽古の最後の通しを客席の隅で見ているうちに、なぜだか急に、無性に腹が立ってきたのだ。
自分を見てもくれない王子のために、どうしてこの姫が死ななければならないの?
夜中に写譜室に駆け込むと、ラファエルさんは楽譜の山に埋もれて眠っていた。
新しい結末を差し出すと彼は寝ぼけ眼で三回読み、にやりと口の端を上げた。
「へえ……いいね。こっちの方が君らしいよ」
「ら、らしいって……」
「朝までに音楽を直すよ。君は寝なさい、小夜啼鳥さん」
寝られるわけがなかった。
◇
開演の十分前、中央奥の王家の桟敷に殿下が現れた。
その腕には桃色のドレスの小柄な令嬢。
客席がざわついて、何十もの視線が私の左四番に集まってくる。
(ト書き:令嬢、手すりの陰に沈む。限界まで沈む)
「お嬢様、沈みすぎですってば」
「放っておいて……」
ベルが鳴って灯りが落ちると、ようやく息ができた。
暗闇って素晴らしい。誰にも顔を見られない。
オーケストラ・ピットの指揮台に、黒髪を後ろで束ねたラファエルさんが立つ。
序曲が始まる。昨夜彼が書き直した最後の和音が、ちゃんと序曲の中にも仕込まれていた。
私は白い貝の柄の、螺鈿のオペラグラスを取り出した。
舞台を見るためではない。客席を見るためだ。
自分の書いた台詞で誰が笑い、誰が涙ぐむのか。初日はそれが全部見える。
あ、平土間のおじさまが肩を揺らしている。
二列目の奥様は、庭師が姫の手袋を拾う場面でハンカチを取り出してくださった。
嬉しい。
嬉しすぎて頭が沸騰しそう!
ふと気づくと、隣の左三番の黒いヴェールの女性が向かいの桟敷の方に目を細めていた。
いつも後ろの暗がりに座っている、静かな方だ。
初日には必ずいらっしゃるので、私は勝手に「常連の幽霊様」と呼んでいる。本人には絶対に言えないけれど。
「あの……よ、よろしければ、お使いになりますか……?」
仕切り板越しにオペラグラスを差し出すと、ヴェールの方は少し驚いたようだった。
「まあ。よろしいの?」
「は、はいっ。わ、わたくし、舞台はもう、その……覚えてますから……っ」
言ってから青くなる。
初日なのに「覚えている」って、どう考えてもおかしい。
ばれた? いや、ばれてない。ばれてないはず。
ヴェールの方は借りたオペラグラスで、真向かいの右三番の桟敷を身じろぎもせずに凝視していた。
右三番では紫のドレスの女性が殿方の肩に扇を置いている。
(ト書き:ヴェールの女、向かいの桟敷を見つめる。復讐か。恋か。それとも――)
だめだ、職業病が出ている。
第一幕が終わって客席が明るくなると、オペラグラスが仕切り越しに返ってきた。
「助かりましたわ。……本当に」
「い、いえっ! お役に立てたなら、その、よかったです……」
両手で受け取る。
ヴェールの奥の声が、かすかに震えていた気がする。
◇
第一の幕間、私は二階回廊に出た。
大ロビーを見下ろす手すりの陰こそ、客の感想を盗み聞きするのに最適な場所なのだ。
「第一幕、よかったわね!」
「庭師の歌、もう一回聴きたいなあ!」
ありがとうございます、ありがとうございます。
私は手すりにしがみついて、声を出さずに悶えた。
今なら天に召されても悔いはない。いや、まだ第三幕がある。召されている場合じゃない。
その時、下のロビーが急に静かになった。
大階段を黒いヴェールの女性が降りていく。灰青のドレス。さっきの左三番の方だ。
人の輪の真ん中で朗らかだった殿方の声が裏返った。
ヴェールが上がる。
切れ切れに声が聞こえる。病弱、とか、三年、とか。支配人さんが大きな帳面を抱えて駆けつけ、白髪のおじいさまが頁をめくり、ロビーがざわめいて、また静まり返る。
何が起きているのか、ここからでは全然分からない。
分からないのに、目が離せない。
紫のドレスの女性が何か叫んで正面玄関から出ていった。
冗談じゃないわ、という声だけが吹き抜けを上ってくる。
気がつくと、私は手帳を開いていた。
(ト書き:女、ヴェールを上げる。一言で、ロビーの空気が変わる)
……書けない。
これは私には書けない。本物だから。
ヴェールの方は、ロビーの真ん中にまっすぐ立っていた。
あんなふうに立てたらいいのに。
いつか私にも、できるのかしら?
◇
第二幕の途中、今度は右隣の左五番の令嬢が目を細めていた。
空色のドレスに銀色がかった金髪の綺麗な方で、隣には見上げるほど大きな黒い服の殿方が座っている。
「あ、あの……よ、よろしければ……?」
「まあ、いいんですの? ありがとうございます!」
空色の方は嬉しそうに舞台を覗き、次の瞬間――隣の殿方にオペラグラスを向けた。
「……何をしている」
「い、いえっ! 何も!」
(ト書き:令嬢、オペラグラスを恋人に向ける)
それ、舞台を見る道具です……。
でも気持ちは痛いほど分かる。私だって今夜は指揮台ばかり見ているのだから。
第二幕が終わって、オペラグラスが戻ってきた。
「ありがとう! すっごくよく見えたわ」
「そ、それは……よかったです……」
今夜のこのオペラグラスは大忙しだ。
◇
第二の幕間。桟敷の扉を叩いたのは楽団の使い走りの少年だった。
「ヴァレンヌ様、オルラン先生がお呼びです! 急いで、舞台裏に!」
少年に手首をつかまれ、ドレスの裾をからげて大階段を駆け降りる羽目になった。
呼び出し? 今? まさか、何かまずいことでも?
踊り場に差しかかった時、甲高い声が吹き抜けに響いた。
「お姉様が私の首飾りを盗んだの!」
振り向くと、さっきの空色の令嬢が黄色いドレスの娘に指をさされている。
周りにみるみる人が集まってくる。
「ま、待って、あの方は、そんな……」
「ヴァレンヌ様、急いでってば!」
袖を引っ張られて、私はそのまま人垣の外に押し出された。
振り返った時、空色の令嬢の隣で大きな殿方が一歩前に出るのが見えた。
あの人がいるなら、大丈夫……だよね?
そう思うことにして、私は舞台裏への扉をくぐった。
◇
舞台裏の狭い廊下で、ラファエルさんが一枚の紙を差し出した。
その手には指揮棒が握られていた。
「さっき支配人のところに届いたんだ。ほら、王家の封蝋つき」
『終演後、作者として、男爵令嬢ミレイユ・ドランを舞台に紹介せよ。 王太子エドモン』
「…………」
「支配人は『作者の判断に任せる』って。……どうする、クラリス?」
どうする、って。
名乗り出る? この劇場の、千人のお客様の前で?
無理。
無理無理無理無理。
「わ、わたくしは……何も、しなくていいです」
「うん」
「だって、ミレイユ様が持っているのは、旧い台本でしょう? 今夜の結末は……」
「昨夜、君が書き直したからね」
ラファエルさんは悪戯っぽく目を細めた。
「なら、結末が全部言ってくれる。君は袖で見ていればいい。支配人はカーテンコールで『作者をご紹介します』とだけ言うそうだよ。出るか出ないかは、その時の君が決めればいい」
「そ、その時の、わたくし……」
「それと、あとで話がある。終わったら逃げないでくれよ」
「は、話……?」
「おっと、第三幕だ。行ってくる!」
彼は指揮棒を振って、ピットに降りていった。
話って何?
今それを言う!?
◇
第三幕は、舞台の袖から見届けることにした。
白薔薇姫が婚礼の場に立つ。
王子が別の姫の手を取り、白薔薇姫を振り返りもしない。
旧い結末なら、ここで姫は胸の白薔薇を握りしめて倒れる。
だが今夜の姫はドレスの裾を自分で持ち上げ、王子に宣言する。
『散るのはお断りよ』
客席が一瞬、息を呑んだ。
次いで誰かが小さく噴き出し、拍手が起き始める。
姫は城の門を出て、待っていた庭師の手を取り、最後の歌を歌った。
『私は、私の庭で咲きます』
ラファエルさんの、昨夜直したばかりの和音が鳴る。
幕が下りる。
拍手が来た。
波のように劇場の天井まで。
袖の暗がりで、私は両手で口を押さえていた。
頬が濡れているのに口元が緩む。こんな顔、誰にも見せられない。
ふと王家の桟敷を見上げる。
殿下とミレイユ様は第三幕の間中、葡萄酒の杯を片手に何か喋っていた。
今になって、拍手に驚いたように舞台を見ている。
見ていなかったんだ。
殿下は小夜啼鳥の新作の結末を、見ていなかった。
寂しい? いいえ。むしろ肩の荷が下りた気分だ。
◇
カーテンコール。
歌手たちが並んで頭を下げ、ラファエルさんもピットから舞台に上がる。
灰色の燕尾服の支配人さんが中央に進み出て、口を開きかけた、その時。
「皆、聞いてくれ!」
王家の桟敷で、殿下が立ち上がった。
「僕は今夜、クラリス・ヴァレンヌとの婚約を破棄する! そして紹介しよう。この歌劇の作者こそ、僕の運命の人だ。小夜啼鳥とは――ミレイユ・ドラン嬢だ!」
客席がどよめいた。
左四番の空席に何百もの視線が集中する。私はそこにいない。袖にいる。
桟敷にいなくて本当によかった!
ミレイユ様が桃色のドレスで手すりに身を乗り出し、両手を振った。
「皆様、ありがとう! 私ね、結末の台詞が一番好きなの。だって、私が書いたんですもの。ねえ、殿下?」
そして、うっとりと暗唱を始めた。
「『散る花は、二度と咲かないの。だから、愛しいあなた、私を覚えていて』……」
劇場が静まり返った。
一秒。
二秒。
平土間の真ん中で、誰かがぼそりと言った。
「……散ってないけど?」
「姫、生きて庭に帰ったよな?」
「というか、さっき『散るのはお断りよ』って……」
くすくすという忍び笑いが平土間から桟敷へ、桟敷から天井桟敷へ伝染していく。
ミレイユ様の笑顔が固まった。
「え? だって、姫は最後に死ぬのよ? 台本に、そう……」
「恐れながら、殿下」
舞台の中央で、支配人さんが穏やかに口を開いた。
「今夜の結末は、昨夜、作者が書き直したものでございます。旧い結末をご存じなのは、ひと月前に写字室から消えた写しをお読みになった方だけかと」
知っていたんだ、支配人さん。誰が写しを持ち出したのか。
殿下の首が、ぎぎぎ、と音がしそうな動きでミレイユ様の方を向く。
ミレイユ様は扇で顔を隠した。
支配人さんが袖の方に向き直る。
「では改めまして……作者をご紹介いたします」
ラファエルさんが袖の暗がりの私に手を差し出した。
でも、引っ張りはしない。
ただ待っている。
動いて、私の足。
逃げたい。袖の暗がりに溶けて、緞帳の染みになりたい。
千人の目。眩しい灯り。見られている、と考えるだけで息が浅くなる。
今ここで出ていったら、きっと一生、恥ずかしさで思い出すたびに枕に顔を埋めることになる。
でも。
白薔薇姫は自分で裾を持ち上げて門を出た。
その場面を書いたのはほかでもない私自身なのに、ここで逃げてどうするの?
(ト書き:令嬢、袖から出る)
私は自分の足で舞台に出た。
「あ、あの……『白薔薇の誓い』を書きました。小夜啼鳥です……っ」
声が裏返った。最悪!
それでも最後まで言えた!
一拍おいて、劇場が揺れるほどの拍手と歓声が湧き起こった。
天井桟敷の学生たちが足を踏み鳴らしている。
そして王家の桟敷では、殿下の声が裏返った。
「な……なんだと!?」
殿下が手すりにしがみついて、私を見ている。
二年間で一番まっすぐに。
「ク、クラリス……!? 君が、小夜啼鳥……!? な、なぜ言わなかった! いや、待て、婚約の破棄は撤回する! 今のは――」
不思議なことに、もう怖くない。
落胆した顔を見るのが怖かったはずなのに、殿下の顔は全然がっかりしていなかった。むしろ目を輝かせている。
それが何だか可笑しくて、そして今さらで、私は自分でも驚くほど冷静だった。
私は舞台の真ん中で、白薔薇姫と同じように裾を持ち上げた。
「いいえ、殿下。婚約破棄、謹んでお受けいたします。……わたくしは、わたくしの庭で咲きますので」
平土間がどっと沸いた。
いつの間にか左三番の最前列に移ったあの方が、ヴェールを外して、誰よりも大きく手を叩いていた。
◇
二階回廊に出ると、端のガラス扉の外は一面の雪だった。
私はまだ膝が震えていて、手すりにもたれていた。
本当に言ったの? 私が? 千人の前で? 夢じゃない?
「逃げなかったね」
ラファエルさんが隣に来た。
燕尾服の襟が汗でよれている。
「に、逃げる元気も残っていません……殿下は?」
「国王陛下に宛てて、支配人が今夜のうちに手紙を書くってさ。写字室から写しを持ち出した経緯も一緒にね。ミレイユ嬢は、もう帰ったよ。扇で顔を隠したまま」
「……そう、ですか」
「それはそれとして。……二年間、手紙の最後にいつも書けなかった言葉がある」
「え」
「君は王太子の婚約者だったから。でも、もう違う」
彼は照れくさそうに指揮棒で自分の頭をかいた。
「好きだよ、クラリス。小夜啼鳥じゃなくて、君が」
(ト書き:令嬢、気絶寸前)
……ト書きで逃げるな、私。
どうしよう。今の、聞き間違いじゃないわよね?
返事をしなくちゃ。台詞なら何百行も書いてきたのに、自分の台詞が一行も出てこない。
「わ、わたくしも……その……す、す……」
「うん」
「…………好き、です」
ラファエルさんの顔が、子どもみたいにくしゃっと崩れた。
胸の中で花火と雷が同時に鳴っていて、心臓がもう持ちそうにない。
その時、回廊の端のガラス扉が開いて、冷たい風と一緒に誰かが入ってきた。
空色のドレスの令嬢と大きな黒い服の殿方で、二人とも肩に雪を乗せている。露台にでも出ていたのかしら。この雪の中を?
令嬢の胸元で三日月の首飾りがきらりと光った。
「あっ、オペラグラスの! さっきはありがとう!」
令嬢は私と隣のラファエルさんを見比べて、ぱっと顔を輝かせた。
「……やっぱり! 指揮者さんだったのね! よかったぁ!」
「え、え?」
何が「やっぱり」なのか私には全然分からないうちに、二人は仲良く手をつないで大階段を降りていってしまった。
首飾りの令嬢の笑顔には、一点の曇りもない。
ああ、あの人も大丈夫だったんだ。
手の中のオペラグラスを見下ろす。
今夜これを貸した二人は、どちらも晴れやかな顔をしていた。
私も、そうなれたのかしら?
「次の作品は?」
ラファエルさんが聞いた。
私は手帳を開いた。ヴェールを上げる女性と、首飾りの令嬢の走り書き。
まだ誰にも見せられない。
でもいつか必ず書こう。
今度は覆面ではなく、クラリス・ヴァレンヌの名前で。
【連作短編】同じ夜、同じ劇場、三人のあいだを行き来する一つのオペラグラス。
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【番外編】「劇場の決まり」(支配人テオドール視点。劇場の内側から見た同じ一夜)
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