短編小説

廃校になった学校で君と出会った。 君は今にも消えてしまいそうなくらい繊細な美しさをまとっていた。 明日消える僕が書いた手紙。 君は読んでくれるだろうか。

山奥の湖で出会った歌姫。 君の歌声に虜になって、君の歌声に溺れて。 少女と歌姫のストーリー。

禁断の恋に落ちた僕から先生へ―

大好きな君と過ごす熱い夏の夜。

雨と雷は嫌われがち。 たまには好きって言ってもらいたい。

あなたは僕のヒーローなんです。 誰がなんと言おうとね。

”真逆”とよく言われるふたり。 全部が全部真逆なわけではないのだ。 分かったか？

神も仏も助けてはくれないんだと。

甘いラムネのように、底のない冷たい海のような禁断の恋に落ちてゆく。

夏の夜。 冷たい雨にさらされながら。

妹が居なくなってから私は壊れた。もう二度と心は戻らない。

君が居なくても頑張って生きているよ。いつか会える。そう信じているから。

鬱憤晴らしに始まったいじめ。次第にエスカレートして最後には― 暑い夏の私たちの記憶。

私の知らない景色をあなたはたくさん見せてくれた。今度は私が見せてあげるから、またあの場所に来てよ。

雨なんて降っていないのにタイトルを設定した。それも人生だ。

君の選択肢に私は入らない。私の知らないところで幸せになりなよ。

二人の間に嘘なんて要らない。固く繋いだ手に嘘なんかない。 先生、恋人になりませんか？！エイプリルフール編

死のうとした私を救ってくれた白い肌の少女と共に未来へと歩いていく。あの夏の日が私たちを紡いだんだ。