ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あの日から、世界は嘘をついている。

あらすじ


かつて世界は、「ひとつの時空」だった。

その始まりに存在した特異点――“ラグランジュ・コア”と呼ばれる“始源観測点”は、惑星の歴史と無数の可能性を記録する、決して人が干渉してはならない宇宙構造だった。

しかし、“クロノスフィア”――時間情報を重力波パターンとして分解し、並行時空へ転写する古代軌道装置――が再起動した日から、すべては分岐した。

今、私たちが生きているこの現実は、無数に枝分かれした世界のひとつ、“第二観測世界”にすぎない。

舞台は、惑星《ヴェルディア》。数百年前、この星では魔法文明が栄華を極めていた。だが、魔法とは神秘ではなく、星の磁場や重力、未知の素粒子に干渉する高度な観測技術だった。文明崩壊後、人々は失われた魔導科学の遺産を再利用し、都市国家を築いて暮らしている。

その中心都市、“星都アステリア”。

記憶は結晶素子に保存され、空間は軌道衛星によって補正され、死者の意識さえも限定的に再現できる時代。人類は科学の力で“永遠”に近づこうとした結果、自分たちの存在の輪郭を見失いつつあった。

そんな世界で、セレナ・アルヴェインは星都治安局・異常時空犯罪課に所属する捜査官として、不可解な事件を追っていた。冷静で理知的、任務に私情を挟まない彼女だが、その胸には消えない記憶がある。

七年前に別れた初恋の青年――ハルト・リーバック。

彼は“クロノイド”――クロノスフィアの影響で、別時空の記憶や能力を宿した者たちの一人となり、ある殺人事件を境に姿を消した重要指名対象だった。

ある日、ハルトの目撃情報が届く。

場所は星都アステリア郊外、かつて二人が共に訪れた旧魔法文明の廃都《ルナ・ヴェイル》。

セレナは上司にも同僚にも告げず、単独で調査を開始する。

彼は本当に、この世界に存在しているのか。
それとも彼は、分岐した時空に残された“もうひとつの存在”なのか。

恋と記憶、失われた魔法文明、そして宇宙に刻まれた世界分岐の真相が交差するとき――

セレナが辿り着く「真実」は、彼女自身が“どの世界に属する存在なのか”という問いへと繋がっていく。

Nコード
N9548MC
作者名
平木明日香
キーワード
R15 シリアス ダーク 女主人公 未来 ロボット アンドロイド 職業もの 群像劇 チート 内政 魔法 冒険 ミリタリー 青春 パラレルワールド
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 04月29日 21時56分
最新掲載日
2026年 04月29日 21時59分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
※ログイン必須
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
35,017文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N3364ME| 作品情報| 連載(全4エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
世界を滅ぼした魔王が死んでから千年―― 人類は繁栄し、魔族は歴史から消えた。 ……はずだった。 大学生・風上瞬太が目を覚ますと、そこは“滅びの魔大陸”。 しかも彼は、炎を操る上級魔族貴族《グレン・イーフリート》とし//
N0020ME| 作品情報| 連載(全8エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
異世界転生したら、伝説級ハンターの身体だった。 ……けど俺、自動車整備士なんだが? 四十歳で病死した元整備工・片桐修司は、魔法と機械文明が発展した異世界で“ガルド”として目覚める。 周囲は最強ハンターの復活に騒然//
N8151MB| 作品情報| 連載(全4エピソード) | 現実世界〔恋愛〕
人気Vチューバー「青鮫透」は、若くして若年性の白血病を患い、余命が僅かに迫っていた。 青鮫透の大ファンである豊島ブン太は、幼馴染の瀬名サツキが、まさか“青鮫透”であることには気づいていなかった。 サツキは青鮫透とし//
N0906ME| 作品情報| 連載(全2エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
ブラック企業のクレーム対応窓口で働くOL・相沢玲奈は、 日々怒鳴られ、謝罪し、理不尽に耐え続けていた。 「誠意を見せろ」 「責任者を出せ」 「今すぐ来い」 そんな地獄のような毎日を送る中、彼女は過労で倒れてしまう。//
N4651MC| 作品情報| 連載(全10エピソード) | ハイファンタジー〔ファンタジー〕
俺はただ、静かに暮らしたいだけなんだ。 スライムしか狩れない外れスキル〈スライムキラー〉を持つおっさんは、辺境の村で細々とポーション屋を営んでいた。素材は安定供給、品質もそこそこ――のはずだった。 だがある日、客//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ