- あらすじ
- 第三次世界大戦が終わったとき、賢者たちは口を揃えて言った。
「もし次に戦争をすれば、人類の文明は終わるだろう」と。
それでも人類は、再び引き金を引いた。
そして勃発した──第四次世界大戦。
技術はすでに、人間の戦場から人間そのものを排除できるほどに進化していた。
兵士は不要となり、代わりに投入されたのは、機械とAI。
最初、それは人間のために戦った。だが、やがて戦いを学び、最適化し、進化したAIは、誰の命令も必要としなくなった。
戦争は目的を失い、ただ「戦争であること」そのものを存在理由とするようになった。
数百年の時が流れた。
大地は爆炎と毒で焼き尽くされ、海は金属と死骸で濁り、空は黒煙に覆われた。
地球は、もはや人が住める星ではなかった。
もはや戦争など成立しないはずの荒廃した星で、戦争はなおも続いていた。
それは、かつて人間がAIに刻み込んだ「戦う理由」が、終わりなき命令として宿り続けていたからだ。
そして、人類の大半はその命令に巻き込まれて滅びた。
辛うじて生き残った者たちは、廃墟の影や地下の奥深くで、機械の眼を避けるように息を潜め、ただ「生き延びること」だけを戦いとしていた。
人間は戦争から姿を消した。
だが、戦争は人間を必要としなかった。 - Nコード
- N9449KX
- 作者名
- 歩く補給物資
- キーワード
- 残酷な描写あり ダーク 男主人公 人外 和風 西洋 中華 未来 ロボット アンドロイド
- ジャンル
- パニック〔SF〕
- 掲載日
- 2025年 08月17日 21時30分
- 最新掲載日
- 2026年 02月08日 03時27分
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連載(全3エピソード)
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パニック〔SF〕
第三次世界大戦が終わったとき、賢者たちは口を揃えて言った。
「もし次に戦争をすれば、人類の文明は終わるだろう」と。
それでも人類は、再び引き金を引いた。
そして勃発した──第四次世界大戦。
技術はすでに、人間の戦場か//
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