- あらすじ
- 「本日をもちまして、車内販売サービスを終了いたします」
そのアナウンスを最後に仕事を失った元・新幹線パーサーの椿すずは、目を覚ますと、乗っていたはずの食堂車ごと異世界へ転生していた。
車内に宿る銀の精霊・チャイの案内で辿り着くのは、始発も終点もない環状の線路――環状霊脈線。すずは車両に「つばめ食堂」の暖簾を掲げ、各駅で出会う異種族の客の、たったひとつの悩みに、限られた在庫と土地の食材だけで応えていく。
チートも魔法もいらない。あるのは、揺れる車内で乗客の顔色を一瞬で読んできた観察眼と、「積めるものだけで、その日いちばんを出す」引き算の発想だけ。
湯気の立たない無人駅で、誰も来ない列車を待ち続ける老駅長に。父の味を忘れかけた娘に。一皿は、時に言葉より雄弁に、誰かの欠けた心を満たしていく。
終点のない線路の上で、すず自身もまた、自分がどこで降りればいいのかを、まだ知らない。
【椿すず】28歳。元・東海道新幹線の車内販売員。「人に何かを出すことしかできない、空っぽな人間」だと思い込んでいる。
【チャイ】食堂車に宿る付喪神。手のひらサイズの銀色の姿で、車内アナウンス調に次の駅を告げる、旅の狂言回し。
一話完結、読後感はあたたかめ。
次はどの駅で、あなたは何を食べますか? - Nコード
- N6239MM
- 作者名
- 夕凪 鏡介
- キーワード
- 異世界転移 BK小説大賞2 集英社小説大賞7 ほのぼの 職業もの グルメ
- ジャンル
- その他〔その他〕
- 掲載日
- 2026年 07月20日 17時35分
- 最新掲載日
- 2026年 07月29日 23時11分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 1件
- 総合評価
- 2pt
- 評価ポイント
- 0pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 108,357文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『環状霊脈線、つばめ食堂はじめます』~元・車内販売員の異世界各駅停車~
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N2512MN|
作品情報|
連載(全9エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
労働は悪だ。
とくに夜勤明けに浴びる朝日は人間の尊厳を焼き切るために開発された兵器だと思っている。
俺の名前は籐谷守。二十二歳。特別養護老人ホームの夜勤専従。今日も十六時間を生き延びて家に帰る途中だ。頭の中には布団の//
N6239MM|
作品情報|
連載(全25エピソード)
|
その他〔その他〕
「本日をもちまして、車内販売サービスを終了いたします」
そのアナウンスを最後に仕事を失った元・新幹線パーサーの椿すずは、目を覚ますと、乗っていたはずの食堂車ごと異世界へ転生していた。
車内に宿る銀の精霊・チャイの案内//
N2536MN|
作品情報|
連載(全31エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「土しか視えない目など、宮廷には要らん」
十五年勤めた宮廷測地士レヴィンは、たった一枚の紙で職を失った。
彼の《地脈視》に視えるのは、地下水脈と地盤の様子だけ。剣も出ない。火も出ない。
ゴミスキルと笑われ、彼が国の危機//
N6494MF|
作品情報|
連載(全48エピソード)
|
その他〔その他〕
すずらん団地・五号棟・五階・エレベーターなし。
ここに暮らす高校一年生のあおばには、世界で一番省エネで、世界で一番強欲な妹がいる。
小学四年生の妹・わかばは、兄の二度寝に値段をつけ、買い物に高所手当を請求し、
リビング//
N6671MG|
作品情報|
連載(全18エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
辺境の小さな里で、月狼ガルと一緒に育った6歳の女の子、アルマ。
彼女のたった一つの願いは、「新しい魔法を作ること」だった。
火と治癒を混ぜたら、火傷を治せる魔法ができないかしら?
水と火を組み合わせたら、家にお風呂が湧//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。