- あらすじ
- 「旦那様。私の顔で、そんなに偉そうにしないでください」
白い結婚の初夜、割れた婚礼の鏡が、私たち夫婦の中身を取り替えてしまった。
目の前で私の顔をしかめているのは、夫のアルヴィド様。ついさっき、契約を読み上げたばかりの人だ。
「妻の仕事は、笑って座っていることだけだ。互いの暮らしに干渉しない。愛情も求めない」
もう、一行目から無理だった。
鏡が直るまで、八週間。翌朝には、妻にだけ立ったまま給仕をさせる伯母様が来る。次の日には、夫の署名を当てにした親類が来る。
笑って座っている暇なんて、どこにもない。
「あなたのお名前で、断ってもよろしくて?」
「俺が断れなかった分まで、頼む」
借り物の顔で言った言葉も、取り消しはきかない。
冷たいと思っていた夫は、結婚する前から、私の小さな反抗を覚えていたらしい。
なぜこの人は、私を選んだのだろう。
「その『妻の仕事』、今日は旦那様がどうぞ」 - Nコード
- N6110MT
- 作者名
- くらたん
- キーワード
- アイリスIF9大賞 ESN大賞11 女主人公 ハッピーエンド 白い結婚 ラブコメ 契約結婚 入れ替わり すれ違い
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 09月18日 10時27分
- 最新掲載日
- 2026年 09月18日 10時27分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 1件
- 総合評価
- 2pt
- 評価ポイント
- 0pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 3,091文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白い結婚の初夜、夫と中身が入れ替わりました ~その「妻の仕事」、今日は旦那様がどうぞ~
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N0655MZ|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「おじいちゃん、そんな顔で睨むと、また子どもが泣きますよ」
私、リスベットが声をかけたのは、十八歳の青年。どんな令嬢の誘いも断る、学園一の女嫌いだ。
彼は目を見開き、次の瞬間、その場に膝をついた。
「もう一度、僕と結婚し//
N0335MZ|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「地味な君より、歌姫ナハティガルに魅せられた。婚約は破棄する」
舞踏会の真ん中で、侯爵令息ファビアン様はそう言った。手には今夜の公演の、最前列の券が三枚。
私、ウルリカは笑いをこらえた。だってその歌姫、私なのだもの。
「//
N8051MX|
作品情報|
連載(全5エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「君との婚約は破棄した。今さら何を言おうと遅い」
頬をワインが伝う。大広間の時計は、夜八時を五分過ぎていた。
――知っている。一年後、私はこの人に処刑される。
死に戻るなら、破棄の前がよかった。五分、遅い。
だから公爵令//
N4778MY|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「お母さん。お父さん、あそこ!」
雨宿りしていたミレットの裾を、見知らぬ男の子が引いた。指さす先には、縁談を断られてばかりという噂の騎士アドラン。子は彼へ駆け寄り、「だっこ」と両手を広げた。
困惑しながらも膝をつき、濡れ//
N4274MY|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「戦が終われば、女の剣は飾りです。和平の印に、嫁いでいただきますよ、隊長殿」
停戦の宴で、王都の外交官が笑った。相手は、もう決めてあるという。
十年、国境の砦を守ってきた。私より強い方としか結婚しない。そう言って、縁//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。