↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

白い結婚の初夜、夫と中身が入れ替わりました ~その「妻の仕事」、今日は旦那様がどうぞ~

作者:くらたん
最新エピソード掲載日:2026/09/18
「旦那様。私の顔で、そんなに偉そうにしないでください」

白い結婚の初夜、割れた婚礼の鏡が、私たち夫婦の中身を取り替えてしまった。

目の前で私の顔をしかめているのは、夫のアルヴィド様。ついさっき、契約を読み上げたばかりの人だ。

「妻の仕事は、笑って座っていることだけだ。互いの暮らしに干渉しない。愛情も求めない」

もう、一行目から無理だった。

鏡が直るまで、八週間。翌朝には、妻にだけ立ったまま給仕をさせる伯母様が来る。次の日には、夫の署名を当てにした親類が来る。

笑って座っている暇なんて、どこにもない。

「あなたのお名前で、断ってもよろしくて?」

「俺が断れなかった分まで、頼む」

借り物の顔で言った言葉も、取り消しはきかない。

冷たいと思っていた夫は、結婚する前から、私の小さな反抗を覚えていたらしい。

なぜこの人は、私を選んだのだろう。

「その『妻の仕事』、今日は旦那様がどうぞ」
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。