- あらすじ
- 「俺たちは、歴史の教科書では『侵略者』と呼ばれる。だが、あの森では、俺たちはただの『餌』だった」
1939年、冬。
ソビエト連邦の兵士、ニコライ・ヴォルコフは、上官の言葉を信じていた。「フィンランドの労働者たちは、我々を解放軍として歓迎するだろう」。
だが、国境を超えた彼らを待っていたのは、歓迎の花束ではなく、どこまでも続く深く暗い森と、姿なき銃弾の雨だった。
マイナス40度の極寒。凍りつくパン、動かない戦車。
そして、兵士たちの間で囁かれる怪談——「白い死神(ベラヤ・スメルチ)」。
そいつは雪に溶け、音もなく忍び寄り、スコープも使わずに数百メートル先から眉間を撃ち抜く。
一個師団が、たった一人の「幽霊」に恐怖し、足止めされていた。
これは、圧倒的強者であるはずのソ連軍兵士が味わった、地獄の底からの手記である。
政治将校の脅しに怯え、寒さに震え、そして「彼」の影に怯え続けた100日間。
極限の恐怖の果てに、一人の平凡な兵士が、伝説の怪物を撃ち抜くまでの、魂の叫びを描く。
本作は、前作で描いた、
シモ・ヘイヘの戦いを描いた物語と対を成す物語です。
『白き死神の挽歌(エレジー) ——極寒のコッラ、五〇五の墓標』
https://ncode.syosetu.com/n4792ls/
※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。 - Nコード
- N5520LS
- 作者名
- beens
- キーワード
- R15 残酷な描写あり OVL大賞11 ESN大賞10 シリアス 男主人公 近代 IF戦記 白き死神を撃ち倒す者 戦争 雪国 恐怖の森 絶望 地獄 安堵 完結 対をなす小説あり
- ジャンル
- 歴史〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 04月20日 18時10分
- 最新掲載日
- 2026年 05月06日 18時10分
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赤き星の震える指 ——死神を撃った男の告白
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