- あらすじ
- 「その女の涙には、もう何の価値もない」
十年間、シェリルは『道具』だった。
泣くたびに魔法石が生まれると知られた日から、父に幽閉され、継母に嘲笑われ、涙を搾り取られ続けた日々。
人として扱われたことなど、一度もなかった。
それでも耐えられたのは、ただひとつの約束があったから。
――必ず君を迎えに来る。
鉄格子越しに出会った少年の言葉を、ずっと信じていた。
馬鹿だと思いながら、それでも手放せなかった。
そして十年後。冷酷非情と名高い王太子・セラフが、彼女を囲う檻を破壊した。
父王を玉座から引きずり降ろし、共に私腹を肥やした者たちを失脚させて。
たとえ全てを敵に回しても、あの日の約束を果たすために。
けれどシェリルは、己の涙が招いた惨状を知っている。
こんな私が、幸せになっていいわけがない。
優しくされるたびに罪悪感が募り、彼女は静かに消えようとする――。
これは、搾取され続けた少女が初めて「生きていい」と知る物語。
そして彼女を救うために、千年分の執念で運命さえも作り変えてきた者たちの、狂おしくも切ない永久の溺愛。
※過去作「さよなら、私を搾取した伯爵家。価値のなくなった私を救ったのは、千年分の執念を抱えた王太子様でした。」の改訂版です。
※nolaノベル様でも同時連載中です。 - Nコード
- N5181MD
- 作者名
- 榛乃
- キーワード
- シリアス 女主人公 魔法 ハッピーエンド 身分差 王太子 令嬢 異世界恋愛 異能 ざまぁ 切ない 溺愛 幽閉 救出 純愛
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 05月04日 15時06分
- 最新掲載日
- 2026年 05月07日 08時03分
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- 38,873文字
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冷酷非情な反逆王太子に溺愛されています〜残念ですが、私の涙にはもう何の価値もありません〜
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